2018年01月27日

アイスマン。ゆれる

アイスマン。ゆれる
梶尾真治   光文社   2008.3
   2017.12.25.jpg

「アイスマン」とは月下氷人のこと、縁結びの神、転じて仲人に使われる。主人公の愛称である。
 祖母からの形見分けで貰い受けた文箱があった。その中には《傀儡秘儀 清祓へ》の古文書が入っていた。その他、おまじないの小道具も入っている。そのおまじないは男女の仲を取り持つ。
 主人公がそのおまじないをすると、男女が相思相愛の関係になるが、思わぬ事態となる。
 それから15年。30歳を過ぎた。
 仕事と恋と友情の悩みで揺れる3人の女性。そして主人公には、病弱な母親の世話の悩み。さらにあのおまじないの後遺症の問題があった。三回目には死を迎える可能性が高いのに、親友におまじないを依頼される。
 悩みは誰もが抱えるような悩みだ。しかし、主人公は人情味はあるが、なかなか思い切れない性格。それだけの事情があれば主人公でも断れそうなもの。でも断り切れず心が揺れる。それを陰から見守る母親と大叔母がいる。
 ラストは意外性があり、著者らしい、切なさほろ苦さのあるハッピーエンド。

 この本を読む前に、翻訳物の超長編を読もうとした。ところが100ページも読むと読むのが嫌になってきてやめた。やたらに長いのに意味不明。このエピソードは伏線なのか、そんなにいろいろと伏線を張られても覚えられない。必要なのか。そんな疑問が続くのだ。
 その点この本は無駄がなく、必要な話ばかり。だから読みやすい。
posted by たくせん(謫仙) at 10:05| Comment(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日

怨讐星域

怨讐星域
梶尾真治   早川書房   2015.5
   2017.11.21.jpg

 地球が太陽フレアに飲み込まれてしまいそう。
 それに気づいた某国の大統領は家族や有力者たち三万人で、密かに地球を脱出し、172光年の彼方にある、地球によく似た星まで行こうとする。
 残された人たちの中に天才がいて、ジャンプ(ワープ)する機械を発明し、ジャンプして先回りする。これは危険が伴って、無事に着いた人は数えるほど。
 ここで疑問がいくつか浮かぶ。
 
 172光年を旅行するのに宇宙船は1Gで加速を続け、中間点で逆に1Gの減速をして、常に1Gの圧力がかかるようにしている。これでエネルギーは足りるのか。
 わたしには計算できないが、1年間1G加速し、その後は加速はやめて自転で1Gにして、最後に1年かけて1Gで減速すれば200年ほどで到達できるようだ。
 問題はそのエネルギーだ。宇宙船全てをエネルギーに変えても無理と試算した人がいる。化石燃料ではない。宇宙船内の物質をエネルギーに変換してである。わたしには検証できない。
 船内は人は数代にわたる。その生活物資は船内でリサイクル生産するが、船の燃料は尽きているようだ。
 その巨大な宇宙船が、よく一財団で秘密裏に製造できたもの。
 172光年も彼方に、地球によく似た星がよくも見つかったもの。
 ジャンプ装置が短期間でよく製造されたもの。
 これらの疑問はできたと仮定して、SF世界が展開する。

 ジャンプした人たちが、裏切られた怨みを飲んで、復讐を合い言葉に一から文化文明を築く。しかし、代が進むとその意識は観念的になっていき、心の中で怨みはなくなる。
宇宙船内でも世代交代し、それなりの生活をしている。捨ててきた人たちのことなど、ほとんどの人は気にかけていない、知らないだろう。
 この両者の生活ぶりを交代での連作短編集である。わたしの知っている伝統的なSFである。
posted by たくせん(謫仙) at 12:21| Comment(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月10日

猫の傀儡

猫の傀儡
西條奈加   光文社   2017.5
   2017.12.26.jpg
 江戸時代の「我が輩は猫である」だ。
 猫が多くて、通称猫町に暮らす野良猫のミスジは、憧れていた順松の後を継いで傀儡師となった。町内の猫の相談相手となる。
 人間相手の事件だと、猫だけではどうにもならない。人間の傀儡を操って解決することになる。
 暇で、勘がよくて、数寄心の持ち主で、猫好き。こんな人物を傀儡にして使う。
 猫の世界でも、人の世界のような組織があるのが可笑しい。猫情もあれば知識もある。
 小さな事件を解決していくうちに、それを通した大きな事件を解決してしまう。
 話は主人公ミスジの視点で進んでいく。話があちこちに飛ぶ猫の話を、上手く誘導したりして、探偵よろしく事件を推理したり。
 傀儡に選定された阿次郎は、頼りない男のようだが、江戸っ子らしく、やるときはやる人物。

 これは続きが読みたくなる話だ。
posted by たくせん(謫仙) at 14:12| Comment(2) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月30日

杏奈は春待岬に

杏奈は春待岬に
梶尾真治   新潮社   2016.3
     2017.10.07.1.jpg

 健志と他3人の、少女杏奈に対する純愛の話といえるのかな。ある意味残酷な現実でもある。人は誰でも思った通りにはいかない。
 前半のプロットは「思い出のマーニー」に似ている。
 主人公の健志は春休みに祖父母の住む海辺の町に行った。10歳のときである。
 その町から見える春待岬の先端に洋館があった。そこで桜の時季しか現れない不思議な少女に会う。少女は17歳。その少女を世話し洋館を維持する老人がいる。
 健志はその少女に恋をし、毎年春休みには会いに来る。ところが少女は時間軸が異なり、桜の時季が過ぎるといなくなり、次の春に現れたときは、いなくなったときの次の日の感覚である。タイムマシンクロノスの故障の結果であった。
 健志は少女を救いたいと思う。老人は亡くなり、健志はその洋館を任され、春には少女の世話をし、そのまま世間とは没交渉で老人となってしまう。少女は17歳のまま。
 健志は少女杏奈のために一生を費やすが、それが自分のために生きていくことでもあろう。
 これは中軸で、もちろんこれ以外にもいろいろな話があるがそれは省略。

 さて、タイムマシンものは、いくつかの問題が生じるが、それは問わない。問題は世間とは没交渉で生活できるのかという現実の問題である。費用の問題は解決している。しかし、洋館の維持管理で一年を費やし、春には少女杏奈の世話をする。その生活のための物資は、どうしているのか。買ってくるはずなのに、その様子はない。町の人が運ぶわけでもない。このナゾは最後まで解けない。
 わたしはそんなくだらないことで躓いてしまう。ただし、おもしろい小説であるとは言っておこう。
posted by たくせん(謫仙) at 09:39| Comment(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月25日

天頂の囲碁7に挑む

 16年前、わたしがインターネットで禁煙の碁会所を探していたとき、千寿会を見つけた。
 参加してみたら碁会所とは全く違う碁会であった。指導碁が中心で、その間に各人が自由に対局する。
 その指導碁であるが、はじめは6子だったか。慣れてくると、小林千寿師父は3子の置き碁を勧める。理由は一隅を空けてあれば、そこでいろいろな手段を試みることができるからだ。4子以上では、単調になりやすい。上手く打てたときは、勝利という褒美を頂ける。
 さて、指導碁では3子でも勝つことがあるが、実力はどうであろうか。思うに井目でも勝てそうにない。実際に、ここでこう打たれれば潰れていたという場面が何度もある。
 そこで潰さずに、いろいろな手段を考えさせるのが指導碁だ。
 あるとき会員の中に、わたしが5子も置かなければならない八段子がいた。その八段子は、「プロが本気になったら井目でも勝てないだろう」と言う。
 それなら、わたしなど井目風鈴でも勝てないかもしれない。

 11月に「天頂の囲碁7Zen」という囲碁ソフトが発売された。実力はプロ九段の域に達したという。評判はけっこう高い。
 本当だろうか。その母体の「DeepZenGo」は確かにプロ九段のトップレベルに勝っているが、市販された「天頂の囲碁7Zen」にそれだけの強さがあるか。
 CPUだけ取り上げても、DeepZenGoは E5-2699v4×2(44コア 88スレッド 2.20GHz)を使っている。1個57万円、2個で114万円だ(12月調べ)。
 わたしのパソコンのCPUは4コア4スレッドで、2万円台である。これで上記の実力を発揮できるだろうか。
 九段とは言わないまでも、プロ入段程度の実力を発揮するかもしれない。これで上の問題の解答が示されるか挑戦してみよう。

 最初は黒番で20手ほど。このときは「天頂の囲碁6」と変わらない感触だった。もっともわたしが気がつかないだけで、すでに首が飛んでいたのかもしれない。
 次は9子局で試みる。このとき驚いたことが二つ。
1.ほぼ終局と思っていたら、これでも投了せず続けて打ってくる。どの場面でも圧倒的に黒がいい。9子の力の差があっても、もはや逆転できない処まで打つ。もちろん、そうでなければ、わたしのような凡アマには意味がない。
 開発者は、置き石の数によって、投了のタイミングに差を付けたという。
 地に差があるからといって、早めに「清く一礼」はない。
2.これだけ差があるのに、alpha go のようなうろたえた手はなかったこと。死期を自ら早めるようなことはなく、最善を尽くす。
 この2点だけでもわたしには商品価値がある。
 わたしの設定は60秒である。それでも20秒〜40秒程度で返ってくる。手どころでは40秒を越える。早いときは10秒もかからない。いつでも60秒考えるわけではなかった。

2016.12.13.jpg
 この図は一例である。この場面では黒が80目ほどリードしていると思う。
 下辺を下がってしまえば良かったと思うが、ここでも一目でも得しようと光っている点に打ってしまった。この光は検討しているときの光だ。

2016.12.13.2.jpg
セキになりそうになり、セキ崩れで下辺一帯を全部取られそうになった。コウでなんとかしのいだが、このヨセの強さはさすがと思った。
 9子でも勝つのは容易ではない。
 高川秀格師は、「プロでも布石の下手な人、戦いの苦手な人はいる。しかし、ヨセの弱い人はいない。ヨセが弱くてはプロにはなれない」といっていた。
 「天頂の囲碁7」を相手に、勝ち碁を勝ちきる難しさを痛感している。だからこのような場面でも、終わりにせず最後まで打つ。
 逆にリアル碁では「清く一礼」を目指している。
 その後だが、9子局2勝2敗、8子局5連敗。勝つときも負けるときも差は80目以上。一局だけ8目差があった。
 どうやら、わたしのパソコンでもそれなりの力が出ているようだ。
posted by たくせん(謫仙) at 05:04| Comment(0) | 千寿会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

囲碁を始めたい人のために

囲碁を始めたい人のために
入門から中級までの打ち方が1冊でわかる!
石田芳夫   成美堂出版   2009.10
     2017.9.25.1.jpg

 副題が示すように入門の時の打ち方の詳しい解説書である。
 碁で大切なことは、
1.交代で交点に打つこと。
2.駄目のない石は盤上から取る。
3.地+取った石の多い方が勝ち。
 この三点である。1.は打ち方以前の問題で、1秒で判る。
 本書では、目的である「地+取った石の多い方が勝ち」ということを最初に説明している。
 次は「2.駄目のない石は盤上から取る」
 そして終局や、はじめの打ち方つまり初歩の布石だ。
 よく、アタリ・ゲタ・シチョウ・ウッテガエシ・ナカテなど、技術的なことばかり説明する人がいるが、そんなことは上のことを理解した、その次の話である。
 特に目的である「地の多い方が勝ち」は、何が何でも最初に説明しなければならない。
 わたしが最初に手にした本はこの本と似たような題名の本だった。
「碁は難しいものである。だからやさしく憶えることはできない。そのつもりで取り組んで欲しい。」というような意味の文が最初にあって、技術的なことばかり説明していた。結局、それでは打ち方は判らなかった。
次に初歩の打ち方を書いた本を読んで、ようやくイメージが理解できたのである。
 まあ、それ以前に上の三点は判っていたので、二ヶ月で打てるようになったが、今では「あのときこんな本を読んでいたらなあ」と思った。
 わたしの世代では、素人が碁を教えるといったとき、いきなり井目置かせた実戦である。それでは嫌になってやめてしまうかもしれない。
 なお、九路盤では碁は憶えられないと思う。九路盤はルールを理解させるためで、理解出来たら直ちに九路盤は卒業させるべきである。初歩の打ち方も、十九路盤であるが故に成り立つ場合が多い。
 本書では、まず最初に十九路盤の隅・辺・中央を説明している。次のページが「地の多い方が勝ち」の説明。この2ページで最初の関門をクリアーさせてしまう。
 昔は周りで打つている人がいて、はじめの三点は何となく知っている。だからいきなり実戦でもなんとかなった。しかし今では、はじめの三点を知らないので、目的も教えず実戦では無理だ。これだけ教え方と教わる環境が変化している。
 誰もがたどる一番最初の疑問に答えることが肝心なのだ。

 あえていえば、「ルールはシンプルである」といいながらルールの説明がない。いや説明はしているが、ルールとして説明していない。
 これを最初のページに欲しかった。具体的にシンプルであることを示すのだ。これは盲点かもしれない。
「駄目のない石は盤上から取る。説明は○ページ」こんな調子で数行で済むはずなのだ。
posted by たくせん(謫仙) at 13:05| Comment(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

冥府神の産声

冥府神(アヌビス)の産声
北森 鴻   2000.5   光文社

 脳死臨調のリーダーである帝都大学医学部教授が刺殺された。元医師で現在はルポライターとなった相馬がこの謎を探ると、新宿のホームレス街に、優秀だった元同僚を見いだす。予言をする不思議な少女トウトと一緒にいる。
 人間の死とはなにか。何をもって死と断定してよいのか。これは脳死をどうするかという問題でもあった。
 臓器移植という問題がある。本人や家族の意思は別にして、移植するには死体が必要である。それも新鮮な死体が必要だ。つまり身体がいたんでしまっては移植できない。
 どの時点で死と判定するか。つまり脳死で死と断定するにしても、新鮮な死体を求めるあまり、まだ生きているうちに脳死と判定してしまう可能性はないか。
 その判断基準を巡る争いの医療ミステリーである。

 不思議な少女トウトの謎が解明しない。そのために読後感が悪く落ち着かない。
posted by たくせん(謫仙) at 14:53| Comment(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月02日

残業税

小前 亮   光文社   2015.8
     2017.11.27.jpg
 残業は犯罪である。
 このことをわたしは当然だと思うのだが、多くの人は「そんな馬鹿な…」と思うのではあるまいか。
 三六協定という、使用者と従業員の契約があった場合、使用者は罰を免れる。従業員に残業をさせる企業(使用者)は、その協定を監督署に届け出ているのだが、ほとんどの従業員はその協定を知らず、協定書に署名捺印した従業員の代表でさえ、その内容を詳しくは知らないのが普通である。
 この小説は、労働者を守るためにその残業に税金を賦課する。残業すると労使共に税金を払う必要がある法律が施行され、働き方が変わって行く。もちろんサービス残業は犯罪である。
 税を免れようと企業(使用者)はあの手この手で脱税を企む。脱税を防ごうとする残業税調査官と企業の戦いである。
 主人公の残業税調査官の相棒は、機密的な内容でも人前で大声で話す無神経な人物。読んでいてやりきれなかった。

 この中で、ある女性は形だけの管理者になるが、税金逃れのためであり、実質は毎月200時間もの残業に苦しめられ、ついに他殺に近い自殺をしてしまう。
 毎月200時間残業。わたしはこのような企業を知っている。賞与もかなり出ていた。実体は残業代を一部しか支払わず、残りをまとめて賞与として出していたに過ぎない。
 この小説ではさらに悪質で、税理士の指導のもと、労働者に夢を与えて、そのためならサービス残業も仕方ない、と思うように教育する経営者。公的には残業時間が判らないようにしてあるのだ。
 経営者(容疑者でもある)の世論操作で世論に叩かれながらも、働く人を守るべく奔走する調査官。ついに真相が明かされると、世論は一斉に経営者を叩く。
 労働者の教育と、権利意識を高めなければ、この戦いは永遠に続きそうだ。

 いま国会で働き方改革の議論をしているが、それを先取りしたような話だった。
posted by たくせん(謫仙) at 07:46| Comment(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

ここから先は何もない

ここから先は何もない
山田正紀   河出書房   2017.6

     2017.10.26.1_.jpg
 まず天才ハッカーが登場する。組織に属するのが嫌で逃げ回っている。
 日本が探査機ノリス2で小惑星に達し破片を持ち帰る。しかしアメリカに横取りされてしまう。それを取り返そうと、天才ハッカーを含めたチームができる。一癖も二癖もある者ばかり。
 そして沖縄の米軍施設のあった無人島に行き、小惑星から持ち帰った破片を取り戻すのだが、それはなんと2千年前の大臼歯と4万年前の美しい人骨だった。はたしてホモサピエンスなのか。その謎の解明が中心だ。
 探査機ノリス2の動きが密室ミステリーのようだ。その謎解きと、取り返すための冒険的行動が電子時代らしい。校正ミスらしきところがあちこちにあるが、けっこうおもしろく読んだ。
 わたしが興味を引かれたのは地球生物の進化である。
 38億年前に生命体が誕生した。バクテリアというべき生命体である。
 それは20億年前までほとんど変わらず、20億年前に急に多細胞生物へと進化を始めた。それがついに現人類にまで進化した。ここまでは生命体としての進化である。そして5万年前に現人類は大躍進といわれる変化を遂げた。
 弓矢槍などの武器とか舟などを作り、絵も描く、という文明化である。それはなぜ起こったか。進化の歴史にはこの三つの謎があるという。
 そして今、AIが花開いた。人工知能である。それはASI(超人工知能)となっていた。ここまで来れば、ASIは人の手を借りず進歩し増殖する。しかも情報の集合体なので、クラウド化して物体の介入をほとんど必要としない。必要なら自分で作れる。そう人類は要らなくなったのだ。これが四回目の生命の大進化なのだ。
 人類は要らない、人類にとって「ここから先は何もない」のだ。

 そもそもこの地球生命の歴史は正しいのか疑問に思うし、いくつかの謎が残っている。完成度は低いと思ったが、おもしろいし、わたしの好きな話だ。
 なお、日本がいまだアメリカの属国で、独立できていない悲哀が底に流れている。
posted by たくせん(謫仙) at 09:20| Comment(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

鎌倉補遺

鶴岡八幡宮
 1191年に現在の姿となった。鎌倉の心の中心である。
 実朝殺害の象徴であった大銀杏は今はない。

IMG_1323.JPG
  歌あはれ その人あはれ 実朝忌   裸馬

IMG_1328.JPG
 現在の社殿は1828年の造営。

IMG_1491.JPG
 鎌倉国宝館
 ほとんど人影がない。

   ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

稲村ヶ崎

IMG_1331.JPG
 稲村ヶ崎は新田義貞の故事で知られたところ。
 
IMG_1336.JPG

   ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 源氏山の山道を下りてきた。

IMG_1460.JPG
 途中に太田道灌の墓(首塚)があった。英勝寺の管轄。

 さらに下ると寿福寺の前に出た。

IMG_1463.JPG
 ひっそりとして参拝者はいない。

IMG_1468.JPG
 門から参道を見る。突き当たりが寿福寺。

IMG_1631.JPG
 鎌倉駅の裏側から始まる商店街、お成通り。一駅分歩いた。

   ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

IMG_1626.JPG
浄妙寺 由緒のある寺らしいのだが。

IMG_1625.JPG
 あちこちの寺で芙蓉が咲いていた。写真では陰影が潰れやすい。

   ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

IMG_1474.JPG
 腰越漁港、江の島はすぐ近く。

IMG_1487.JPG
 江ノ島電鉄の腰越駅前。

IMG_1637.JPG
 片瀬漁港 海の詩像
 目の前は江の島
posted by たくせん(謫仙) at 09:50| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする