2018年03月31日

舎人公園千本桜

舎人公園千本桜

 久しぶりに舎人公園に出かけた。
 これからは桜で有名になりそうな所。急速に整備されている。公園は昭和に開園されたが、徐々に充実してきた。
 小高い丘になっている部分は、地下は日暮里・舎人ライナーの車庫になっている。これが開業したのが、2008(平成20)年である。
 その頃は桜のない公園だった気がする。それが広大な桜の公園になった。
  
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 この右手の高みが、車庫の上に土盛りした丘。

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 まだ若木も多い。

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 今年検索して、「舎人公園千本桜」の名称を知った。いつから使われたのだろう。

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 この池は葦が大半を占めたこともあったが、今は一部分のみ。鴨やバンなどのすみかだ。

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 この雪柳を見に出かけたのだが、桜で賑わっていた。平日である。
 
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 カメラを向けると下を向いてしまう連翹。

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♪ 薄紅色のさくら貝 せつなく哀しい色ですね 
 藤あや子の「源氏物語」が頭の中で響く。
posted by たくせん(謫仙) at 09:58| Comment(0) | 探花・探鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月17日

明日は、いずこの空の下

明日は、いずこの空の下
上橋菜穂子   講談社   2014.9
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 「守人」シリーズや「獣の奏者」で知られた著者の、ファンタジーさながらの、エッセイである。
 香蘭女学校のイギリス研修旅行の話、文化人類学を専攻して、オーストラリアでアボリジニと生活したフィールドワークの様子。また、好奇心旺盛な母との二十回に及ぶ外国観光旅行など、すべてユーモアでくるんで語られる旅の思い出話だ。
 慣れぬ外国だ。当然困ったことや苦しんだことがあった。それが著者の筆で語られると、わくわくするような素敵な話に変身する。
 たとえば、フロントという言葉がある。その失敗談からフロンティアという言葉に言及する。開拓する辺境ではない。領土を広げていけば、当然そこで異民族と衝突する。そこで葛藤が起こる。その異民族と接触する最前線がフロンティアである。というような話をし、「出会いの場」になって欲しい、「道を浮かびあがらせるものは剣ではなく灯であってほしい」と結ぶ。
 そんな話を読んでいると、著者の小説が、異民族との接触の話であり、武器を取った戦いがあり、それを鎮め平和を求めて努力する人がいる、フロンティアの話であることを思い出す。
 この本で語られる筆者の行動があってこそ、あのファンタジーが生き生きと語られたのだと感じる。
posted by たくせん(謫仙) at 14:17| Comment(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする