いま、古いフィルムをスキャナー撮りしている。
もう使うことはほとんどなく、そのまま捨てても良いくらいだが、一応記念にとっておこうと思った。これが終われば押し入れの半分が空く。管理の手間も少なくなる。
もっとも、そのために手間をかけてスキャナー撮りするのは矛盾するか。
大体1990年頃までがネガフィルム。これをポジフィルム(ラッシュ)にして、マウントしてある。
それから2004年頃までがポジフィルムの時代。ここまで約2万コマ。この頃、スキャナー撮りした写真は鮮明であるが、今となっては画像が小さすぎた。横1000ピクセルのパソコンに載せる大きさだったのだ。
その当時のスキャナーは故障してしまった。
最近新しい小型スキャナーを買った。使ってみて判ったが、スキャナーの性能が低すぎた。特に明暗の幅が狭くハレーションをおこしてしまう。前のスキャナーではきれいに見える夕焼けも、新しいスキャナーでは表現できない。しかも、フィルムが劣化している。
2004年にデジカメとなった。
ところがここ数年ほとんど撮っていない。しかもいわゆるカメラは使わず、iPadやケータイで済ませている。これらは劣化しない。
全部終わるまで、辛抱が続くかどうか。
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6月2日記
ようやく終わった。万一ネガからおこす必要に備えて、スキャナーは捨てずに置くが、おそらく二度と使うことはないだろう。
これからの処理は、選択。不要なコマの消去などだが、それは折りがあればで、いまはする気がない。