先日、街を散歩していたら、ちょうどテッセンが咲いていた。
キンポウゲ科。原産地は中国。江戸時代寛永年間に日本に来たという。室町時代といいう説もある。
同種のカザグルマ(風車)は日本固有種で、これらが西洋に行き、園芸種に改良されたのがクレマチスの園芸品種。日本で改良されたのがテッセン(鉄線)ということになるが、区別しているのか。
屏の金網模様とテッセンが素敵に合っていた。
花びらのように見えるのは萼で、花びらはない。
白っぽいのは別な種類か。園芸品種は多い。
周辺の緑と調和して、こちらに顔を向けていた。
こうして瞬間的にピントが合うので、自分の目で確認しなくていい。構図だけを決めてシャッターを押す。ただしかなりトリミングしている。
失礼ながら、庭という広さではなく、道路と家の隙間といったところ。それをこんなに洒落て使う。住む人のセンスの良さを思う。
なお風車は、植物学者さえなかなか見たことがないほど少なく知らないので、名前の混乱の元になったという。
蔓が鉄線のようかどうかはべつとして、実家のテッセンを剪定した感じでは納得です。
ことがありことが名の由来らしい。
キンポウゲ科なんですね。ちょっと意外ですが、花弁でなく萼だといわれると、
キンポウゲの仲間に似ていないことも無いですね。
西洋風の感じとという言葉からわりと最近日本に来たのかと思ってましたが、
古い歴史と色々な、いきさつがありそうですね。
カザグルマ(風車)という言葉は鉄線よりもこの花らしい感じがしますね。
しかし、珍しい花のようですね。
デジタルになって自由自在にトリミングできるのはいいですね。
私も、少し余分に撮ってトリミングしています。
風車は改良しやすく、幕末にシーボルトなどが持ち帰って改良したようです。クレマチスは明治以降に日本に入ってきたことになります。
それにしても風車の名にぴたりですね。鉄線は味気ない。
デジタル画像は、ネットに乗せるにはかなり圧縮しますので、好きなだけトリミングできます。撮影が楽といえば楽(^。^))。