この辺りはもっとも人の少ないところ。けっこう暑い日であった。
カメラを持つと近くの花を撮してみたくなる。手軽な行楽でもあるし、写真の評価が自分でも判る。
人だかりのあるところは田の回りの小川がなく、目の前に花かあるので人気の場所。
園のすぐ近くに高速道路があるが、うるさいわけではない。
天日に菖蒲の花の白まぶし 松野自得
確かに白い花菖蒲は眩しいほど。天日はなんと読むのだろう「てんにち」かな。
白い花の代名詞になったクチナシも純白であるが、沈んだ白で眩しさは感じない。
このあたりが中心。左の建物は会食などのできる静観亭、一階は休憩所で飲み物ばかり。
このシリーズの最初の写真、入り口に写っている二階建ての建物だ。
高速道路は綾瀬川の土手の上を走る。戦前にこのような菖蒲園が五園もあったのは壮観であっただろう。そのことから判るように辺りは低湿地帯だった。今は住宅街に変わってしまった。