入り口を入ると正面は日本庭園の定石。黒松・石灯籠
入って左に曲がると、サボテンの花が咲いていた。いつもながら、あでやかな花であることよ。
フェイジョア。原産地は南米。日本には昭和5年入る。
花の形も異国的だが華やかな感じはしない。
なんだろう。風のせいかピントが甘い。
注:美央柳(ビヨウヤナギ)と判りました。
フランネル草。和名は酔仙翁(スイセンノウ)
小さな花の群れ。次々に咲くが、それも終わりが近いようだ。これも南米原産。江戸時代に日本に来たという。あちこちの庭で見たように思う。
江戸時代は鎖国だったが、それでもけっこう外国と取引があり、いろいろな草花が入って来ている。
みそはぎ。
金子みすゞの詩、「みそはぎ」を思う。
ながれの岸のみそはぎは、
誰も知らない花でした。
ながれの水ははるばると、
とおくの海へゆきました。
大きな、大きな、大海で、
小さな、小さな、一しづく、
誰も、知らないみそはぎを、
いつもおもって居りました。
それは、さみしいみそはぎの、
花からこぼれた露でした。
開園時間:通常午前9時〜午後4時30分
菖蒲まつり期間中(6月)は午前8時から午後6時。
休園日 :年末年始
料金 :入園無料
最寄り駅:京成線堀切菖蒲園、歩いて10〜15分くらい。
荒川の向こう側に堀切という東武伊勢崎線の駅がある。少し遠い。20分くらいか。
わたしは小菅から歩くので、40分以上。
菖蒲園という名前はあちこちにありますね。
どこも花菖蒲園なのですが、菖蒲は端午の節句の菖蒲湯に
入れる植物で、蒲(ガマ)のような花菖蒲とは似ても似つかない
花が咲きます。
菖蒲と書いて、アヤメとも書きます。
この辺は面倒ですね。
ここまで書いて気がついたのですが、明日のアップする
花のアヤメの内容とほとんど同じになってしまいました。
折角書いたので、このまま、送信します。
金子みすゞの詩はすてきですね。
一滴・・・
広い海に出ても故郷を日忘れない
与謝野晶子にみそはぎの歌がありましたね。
こちらは、淡々とした、歌、それも悪くはありません。
後ろより蔵塗りながら物云ひし
叔父など見ゆるみそはぎの花
アヤメ・イチハツ・ハナショウブ・カキツバタ、なかなか区別が付きません。それていながら菖蒲と言ったりして、菖蒲と混乱する。
わたしなど、こうして写真を撮って、いろいろ調べてようやく判ることが多すぎます。
与謝野晶子は知りませんでした。龍之介さんなら知っているかな。
花菖蒲が見頃ですね。
常陸太田の西山荘の花菖蒲は満開を過ぎかけていました。
あの黄色の花は「美央柳(ビヨウヤナギ)」です。
この時期、マイガーデンは紫陽花に美央柳の黄色が彩を添えて賑やかですよ。
花びらが細くて、おしべが長いこと。蝶は近寄れそうもない(^_^)。
この花の数は少なかったのですが、明るい花でした。
この時、アジサイも見ましたよ。今日アップします。よろしく。