昔の奥山をイメージした商店街、2008浅草大観光祭「奥山風景」。
10月1日(水)〜11月25日(火)。
浅草は、雷門から仲見世をえて宝蔵門を抜けると、金龍山浅草寺の本堂にいたる。この左手一帯を奥山という。夏目漱石の猫にも「奥山の猿」なんて出てきたような気がする。
数年前にも一度見たことがある。お祭りであって、本格的なテーマパークではないが、散歩がてら気楽に楽しめる。
木戸の脇には両替所、300円を一両に替えてくれる。三両を手にして入った。木戸銭は要らない。
この小判はここのイベントの商店でも使えるが、本音は記念のお土産用だろう。6センチあり、けっこう重い。
木戸を入ると右側が矢場。3本300円は高い。
飲食店や土産物屋では、普通のお金を使うが、二両を使ってしまった。一両は記念に持っている。
一本150円、二本でちょうど一両(^。^))。
中の商店街の写真がないが、こんな商店が並んでいる。
奥山は「も組」だったのか。ご存知、町火消しの組織である。
奥山見世物。大かみ娘・大いたち・大ざる小ざる。
こどもが最初に騙されることを経験するところ。だから小銭で入れた。金額が大きくなると、つまりこどもの教育のレベルを逸脱すると、興行が許されなかったらしい(公的にではない)。
念のため。ひらがなで書いてあるのがミソ。狼娘・大鼬・大猿小猿と錯覚する。
わたしは小判以外に江戸切子の坏を買った。
なぜか藤の模様(^_^)。下の方に謫仙と名を入れてもらった。酒を飲むのにちょうどよい。
八分目まで入れると6勺くらいか。いままで、みなのやブランドの湯飲みを利用していたが、そちらは茶を飲むための器に変更。
大かみ娘は狼娘という事でしょうか?
江戸切子も素敵です。藤の模様なんて初めて見ました!
見世物は志ん生の落語で聞いたことがあるだけで、実際には見たことがないんです。
6尺ゆたかのおおいたち、落語によれば板血だった。
大ざる小ざるも判りますが、大かみ娘は、なんだろう。
大髪娘とか大紙娘とか大咬娘とか想像しますが、本当のところは判りません。
おそらく、呼び込みの口上が面白いと期待したのですが、人通りがまばらだったので、聞くことも見ることもできませんでした。(^。^))。
今度聞いてきたいと思っています。
50年ほど前まで、実際に(イベントではなく)見ることができたそうですよ。
切子は底の裏に小さく「忠」と入っています。大久保忠幸作、伝統工芸を守っている方です。実際に目の前で作業をしていますよ。
私ももこの切子で飲んでみたいものです。
それは別にして、このような催しが行われていることを知りませんでした。近いうちに浅草まで行ってきたいと思います。
見せ物のおおいたちの話、私も落語で聞いたことがあります。なんか詐欺にあったような話と思っていましたが、実際詐欺なんですか。金額が大きくなると許されないという話に納得しました。こんなことで納得してはいかんのでしょうが、こどもの教育のためというのが妙に納得できます。
浅草でなければ浮き上がってしまいそうな企画と思いました。
こういう、味わいは、なかなかありませんね。
小判は、お土産もいいですが、使ってみるのも楽しそうですね。
江戸切子で飲む酒は美味しいでしょうね。
みなのやブランドの湯呑・・・
女性らしい柔らかさがありますね。
オコジョブランドは、イマイチです(笑)
おおいたちの話。金額が金額なので、詐欺とはならないようです。これをさぎで訴えたらやぼ。
銀座でやったら、しゃれにならない、かな。やはり浅草が似合いますね。
休みの日の散歩がわりに出かけることをお勧めします。
小判を使ったら、それだけでお嬢さんがにっこりしてくれました。(^_^)。
やはり親父の意見より、若い女性がにっこりする顔の方がありがたみがありますね。
みなのやブランドの湯飲み。持った感じとか色合いなどが、気軽に酒を飲むのにちょうどよかった。大きさもちょうどで、あじわいのある器でした。ただ色が付いているため、お茶を飲むにはいまひとつ。
オコジョブランドは、お茶ではなくコーヒー用ですねえ。
催促しているわけではありませんよ(^。^))。