2008年10月08日

隅の死活

杉の宿の続きなのだが、碁の話も。
誰と打ったか忘れたが、次のようになった。

sugigo-1.jpg  sugigo-2.jpg
白▲で生きている。この形は死活の基本形である。黒1・白2を交換して、黒は他へ向かった。
    sugigo-3.jpg
ここで「白4・黒5を交換してはいけない」、とは高川囲碁読本にある。白は手を入れなければならず、後手になる。
ではこうなったら、黒はどうするのか。先月、某所で千寿先生に問われた。すぐにはどう打ったらいいのか判らなかった。実戦では間違えそうだ。
そのとき千寿先生が示してくれた一例。
    sugigo-4.jpg
この手順で劫にすることができるのだった。
実戦は後になってから、黒がおさえて、白は中に打って活きた。
こんな基本形でも碁は奥が深く、変化は覚えきれない。わたしなど白4・黒5の交換をしないよう気を付けるのみ。
posted by たくせん(謫仙) at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 千寿会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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