長州まで旅をした。08年11月7日、新幹線に乗り新山口まで行く。予約したホテルに荷物を預け、宮野まで。
新山口はグーグル地図では小郡となっていて、旅行案内書の新山口を探すのに手間がかかった。まえは小郡(おごおり)駅であり、2003年に新山口に改称されている。小郡町も2005年に山口市と合併して山口市の一部となった。
半日の山口市観光なので急いで山口線に乗る。山口線はローカル線だ。二輛の列車(電化されていない)が一時間に二本程度で運行されている。
途中の山口で大分待たされた。山口の次の宮野でおりて、駅前の指示をみて歩き出す。向かったのは雪舟庭園の常栄寺だ。しかし、その後は指示かなく、道なりにいくと山道に入ってしまった。辺りは農村地帯。広いところに出て見渡すと、山際に大きな建物の軒がわずかに見える。それが常栄寺だった。歩いたのは20分以上か。常栄寺は雪舟の造営による庭園がある。
門前には雪舟の像。帽子は中国のもの。雪舟は寧波の天童寺で修行したことがあるのだ。
総三門を入ると、正面は本堂、右手に鐘楼門。庭園の参観は大人300円。入ったときは見学者はわたしひとりだけ。
はじめは大内政弘の別荘として造営された。のちに母の菩提を弔うために寺とした。
雪舟庭は高い木がなく、池と石と刈り込まれた低木でできている。

庭の石にはそれなりに名が付いているが、富士山以外は判らない。
あれが五台山、それが衡山、これが終南山と言われても、見立てるのはムズ。
この庭園を一周、その途中で毘沙門天までいく。毘沙門天までは急な山道で、距離もあるので、地図を見て錯覚しないように。
聴松軒は庭園を横から見下ろす位置にある。
聴松軒あたりから見る。池がよく見える。
本堂は上がって見ることができる。左の建物は、休憩所でお茶の接待もある。
本堂に上がって、濡れ縁を反対側まで歩くと、南溟庭。こちらが前面になる。
このころ観光バスが到着し、大勢の見学者と一緒になった。
全体的には紅葉はまだだが、樹によっては見事に紅葉している。
今回の旅は紅葉を楽しむ旅でもあった。
門前にタクシーがとまっている。その運転手に頼んでタクシーを呼んでもらった。ここから市内まで歩くには、時間が惜しかったのだ。



しかし、私の好みとは違うようです。
作意の強さ・・・
雪舟の水墨画とはまるで違うように思えます。
最も、私は庭園は良く判らないので、
見当違いかもしれません。
私には、総三門、聴松軒などの建物に惹かれます。
何度か訪れましたが、南溟庭の印象ばかり残っています。
紅葉、もう少しですね。でも綺麗に撮影されていて流石です。
今週はかなり寒かったので、そろそろ期待できそうですが・・・
枯山水とはいわないと思いますが、それはともかく、あまりに作意が強く、どこかなじめませんね。特に木を一定の形に刈り込むところが。中国的な作り方かも知れません。
なんとなく無理があるような気がします。本当に当初の雪舟の形を保っているのか。
あるいは禅宗の庭の特徴なのか。
門の写真は鐘楼門で二階に鐘があります。総三門を入ったところで撮りました。
聴松軒はいいですね。あの注意書きがなければ満点なんですが(^_^)。
南溟庭の方がなじみやすい形ですね。これだって作為的なんですが、作意が表に出ないだけ、親しみやすいかな。
ある陶芸家のはなし。日本では円形の碗にへこみをつける。それを評した中国の陶芸家が「円形のものを作ろうとしてへこんでしまったのなら失敗作である。へこましたのならそれは嫌みである」と言ったという。
わざとへこまして真円にしなかったような庭ですね。