2008年11月24日

山口2 瑠璃光寺

 雪舟庭園からタクシーに乗り、山口美術館に行った。ここには雪舟の絵があるはず。
 ところが展示替えのため、一部しか見られない。そのため無料だが、目的の雪舟の絵は見られなかった。見たのは雲国派の「雲国等益」の水墨画7点など。この水墨画はなかなかよかった。しかも見やすい。そして入館者はわたしひとり。
 美術館を出て観光案内を見ると、瑠璃光寺が近くにある。歩いて十五分と見当をつけた。国宝の五重塔がある。雨が降りそうな天気の下を歩き出した。
 ほとんど人の通らない道を歩き、瑠璃光寺にいくと、そこは予想に反して、大寺であった。
PB071054.JPG
 大きいはずだ、大内家の菩提寺であった。わたしの通った道は脇道だった。
 この門のすぐ近くに大きな駐車場がある。バス便もあるようだが、わたしは山口駅まで歩いて帰ったので、細かいことは判らない。

PB071057.JPG
 門を入ると右に五重塔が見える。時代が出ていて重みがある。
 五重塔があるが、この辺りは香山公園である。
 右の方へ歩いてみると、小高いところへ行く道があって、塔の向こう側は公園になっている。

   PB071060.JPG
 その高みから撮った塔は上部なので、意外に細い。その割りに屋根の大きいこと。五重塔は塔であることを実感する。

   PB071065.JPG
 戻ってきて、塔の正面から見る。
 一階だけが丈が高い。見えにくいが二階部分には、手すり(縁勾欄)がある。高さは31.2メートル。大内義弘の菩提を弔うために弟の盛見が建てた。当時は香積寺であったが、江戸時代の初め、香積寺は萩に移り、跡に瑠璃光寺が移ってきた。現在では瑠璃光寺五重塔として、国宝に指定されている。
 わたしは大内氏について詳しくないので、ここに書いたのはすべて説明文による。
  
PB071066.JPG
 香山公園の奥、ここがお寺の門だが、入らなかった。すでに雨が降り出していて、傘を持っての撮影である。その後は降ったり止んだりを繰り返していた。

PB071068.JPG
 大内弘世像とある。大内氏の根拠を山口にした人であるが、どんな人なのか知らない。
 
さて、はじめに戻って、門を入ったところから左手の方にもいろいろ見所はあるのだが、 雨が降ったりやんだりで、撮影意欲はいまひとつ。
 薩長連合結成の密議に使った枕流亭という小さな建物もある。その中には西郷隆盛もいた。ただし、場所は移築され、本来の場所ではない。まして木造建築では、これがその枕流亭と言っていいのかどうか。

   PB071069.JPG
 鶯張りの石畳。石畳が鳴るのではない。ここで手を叩くと反響音が響く。前の石段に反響するらしいが、計画的に作られたものではない。石段の上は毛利家の墓所である。
 雨の中、一の坂川沿いに山口駅に向かう。二キロほど。

PB071073.JPG
きれいな流れに、豊かな草。思わず渡りたくなる歩道橋。
川沿いの道は1.2キロ程度。この川は夏には蛍の飛び交う川であるという。川と別れて、さらに七百メートルほどで山口駅に着く。
posted by たくせん(謫仙) at 20:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すっきりとした、五重塔ですね。
なにか、造った人の気概を感じるような気がします。

人専用の橋があるとなぜか渡ってみたくなります。
最近は足が危ないので一本橋が渡れないのが残念です。

前、松代にいったとき、真田邸が修復工事中・・・
無料だというので、しめたと思ったのですが・・・
建物はシートで覆われ庭園だけ・・・
されも工事中で殺風景・・・

やはり、お金を払わないと、たいした物は見られなかったようです。
Posted by オコジョ at 2008年11月25日 10:47
余計な装飾がない風格のある五重塔と思いました。
この地はのちに毛利氏のものとなりましたが、小京都といわれるほど当時は文化水準の高い地域だった、その名残でしょうか。
美術館は運慶展の準備中でした。先日の日曜美術館でここが紹介されていました。残念でした。でも代わりに香山公園が見られたので、充実し半日でした。
Posted by 謫仙 at 2008年11月26日 07:34
瑠璃光寺は山口では有名ですよね。私はまだいったことがありませんが名前だけは伺っています。
たくせんさんは足立美術館にはいかれなかったのでしょうか。
横山大観の収集で有名なところなんですよ。
Posted by 龍之介 at 2008年12月01日 11:27
今回は萩・下関に行く予定だったので、足立美術館は行けませんでした。
それは次回って、いつになることやら。
最近は安いホテルが多くでき、ネットで予約できるので、旅行がしやすくなりました。
龍之介さんも近くの名所を訪ねて、体調を回復してください。
Posted by 謫仙 at 2008年12月01日 19:17
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