2008年12月21日

千里眼 The Start

   松岡圭祐   07.1  角川書店
 これは千里眼シリーズの再スタートである。
 前のシリーズでは、今では認められないような科学的な間違いがあり、改めてスタートした同名のシリーズである。
 わたしはもともと、架空の話として、SFとして読んでいた。逆に著者が旧シリーズの内容を、科学的に正しいと本気で思っていたことに驚く。
 それはともかく、主人公の名前や性格などは前と同じながら、内容は全く新しい、旧作の焼き直しではない、別な小説になっている。

        senligan-1.jpg
 防衛大学の首席卒業で、もと戦闘機パイロットで、退官して今は臨床心理士の28歳の女。身長165センチ体重40キロ。この設定は変えていない。優れた動体視力で一瞬の相手の表情から心理を読み、千里眼と呼ばれる。
 航空機の爆破を防ぐために活躍する話が中心。アクションもある。活躍の内容は記さないが、この体重であのアクションができるのか。もう少し筋肉が必要と思うのだがどうだろう。マラソンランナーに体重が40キロ近い人がいるが、あれは走ることに特化しているから。格闘技は技術だけでは無理だ。と疑問に思うが、できないとも言えない。
 こんなシリーズが出ていたとは知らなかった。最近では珍しく一日で読んでしまった。
posted by たくせん(謫仙) at 08:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。カキコミはひさびさです。 
 このシリーズ、完全版とか、リメイクとか何回もやりなおしますねぇ。面白ければそれでいいんだけれど、でも、何回も買い直すのはなんだか勿体なくて、結局最初のバージョン(といっても文庫版だから既にハードカバーからすると手直しが入っていたりするんだけれど)しかないです。
 謫仙さんがおっしゃるように、科学的に違うのがあったからなんでしょうけれど、それはそれでそのままでもいいのに、とか思っちゃいます。
Posted by 樽井 at 2008年12月25日 01:50
同じ話を何度も書き直すのは、理はありますけど、買う気は無くなりますね。
今回はストーリーも新しいので、それは問題ないのですが、科学的知識の欠如は相変わらず。すでに第二巻と第三巻まで読みました。そちらでも問題があります。
臨床心理士についての知識に間違いがあったと言うのですけど、一般科学知識も問題ですね。
話は面白いのに、この落差はなんでしょうか。まだ読み続けるつもりでいます。
Posted by 謫仙 at 2008年12月26日 07:46
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