2009年01月23日

退屈姫君伝

    米村圭伍   新潮社   02.10
 
 「ですます文」でありながら、「である文」のようなすっきりした文で、内容もよい。

 時代劇における、大道具小道具など、現代に無いものをいかに説明するか。これがさりげなく書かれており、従来の時代劇では受け付けなかった人でも、読めるのではないか。

 特に主人公「めだか姫」のキャラクターが魅力的だ。諸々に興味を持ち、アイデアと行動力で六不思議を解きながら、難問を解決していく。

 田沼意次をギャフンと言わせる、クライマックスまで、だれるところがない。

    …………………………
 この文はHPに載せておいたのだが、読み直す機会がないので、そのまま転載した。
 最近このシリーズの最終回が出たという。まだ見ていない。
posted by たくせん(謫仙) at 07:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
退屈姫君伝の最終巻はたしかに文庫で出ています。 
 でも、「退屈姫君伝」と前段になる「風流冷飯伝」が一番面白い気もしますです。最初のこのあたりより、巻を重ねるごとにだんだんと歴史のifやひょっとしたらという陰謀説などを作品に織り交ぜるようなものになっていって作品としてはレベルがあがっていくんですが、でも、面白さ、まとまりのよさではこの二作が一番いい出来のような気がします。
 
Posted by 樽井 at 2009年01月23日 21:34
文庫でしたか。探してみましょう。
小説はレベルと面白さが一致しないのが不思議(^_^)。
読み方の差もあるかも知れませんね。通勤の電車の中で少しづつ読むのと、時間のあるときに一気に読むのと。
この本は、途中で飽きず、最後まで続けて読んでしまいました。
今は時間は余裕があるに、あまり読めなくなりました。
つい、碁を…(^。^))。
Posted by 謫仙 at 2009年01月24日 08:01
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