謹んでご冥福をお祈り致します。
いまわたしはグインサーガ126巻「黒衣の女王」を読んでいるところ。
以前はこのシリーズは、発売日に読んでしまっていたのだが、いまは買うまで何日かかかっていて、読むのも何日かかかるようになった。
そして、今回は発売から一ヶ月以上たつのにまだ読み終えていない。読むのに気が進まない。異常事態だ。残りはあと30頁ほど。
題名の「黒衣の女王」の黒衣とはもちろん喪服のことである。黒衣で身を包んだ、うら若きパロの女王リンダ。
あとがきにも、死んだらお気に入りの黒い着物を着せてもらいたいという意味の文を書いている。
ここ何年も体の不調を訴え、何度も入退院を繰り返し、病院にパソコンを持ち込んで、このシリーズを書いたりしていた。
かねて、ファンは気を揉んでいた。三十年、別巻も合わせて百五十巻を越える大作。はたして無事に終わるのか。永遠に終わらないのではないかと。それにしても、こんなに早く別離の時を迎えるとは。
享年57。満56歳でした。合掌。
参考 アサヒコム評論家の中島梓さん死去 作家「栗本薫」でも活躍
まだまだたくさん書いてもらって、グイン・サーガの世界に僕たちを連れていって欲しかったんですけれど、、、残念です。
食が細くなり、入退院を繰り返していたので、この日が遠くないことは、感じていたんですが、いざその日が来ると、早すぎると思ってしまいます。まだ60歳にも届かない若さでの死去。残念です。