まだ9時前なので、ほとんど人がいない。今回は菖蒲園の様子を中心にする。
門を入るとこの簾がある。この簾を見ると、堀切菖蒲園に来たと思う。
入ったところの正面は、日本庭園の定番、石灯籠と松。
左に折れて行くと、係員が田の中に入り萎れた花を摘み取っていた。花菖蒲は萎れてくると、汚く見える。自然の落花流水とはいかないらしい。
突き当たりに近いあたりから入り口方向を振り返る。
川舟を利用した菖蒲田。他の場所にもう一艘見かけた。
これと次の写真は続き。このあたりが、菖蒲田の中心で一番広いところ。
溝を隔てて菖蒲田が続く。左の道をたどる。
こうして一株づつ名札を付けている。約二百種というが、わたしには憶えることも区別をすることもできない。この園で作られた品種も多いらしく、展示会のようになってしまうのは仕方ないか。
花も一輪。この種は模様が美しく、主な花弁は三枚で形は地味。どういうわけか単独で咲いていることが多く、カメラを向ける機会が多い。
うちのも一緒ですが、その友達も一緒なので、一人だけ仲間はずれでした。
うちのが私に声をかけたのは、「缶コーヒー買ってきて」と昼食のあとで「お勘定をしてきて」とこれだけでした。あとは友達と絶え間ないおしゃべりです。つくづく女房と一緒に外出するものではないと思いました。
花は平等に笑顔を見せますので、なんとか我慢できました。駅から菖蒲園まで行くときは、大通りを歩いてしまいました。帰り道は人に聞いて紫陽花の道を歩きました。去年のたくせんさんの話を記憶しておいてよかったです。紫陽花の花は綺麗でした。素晴らしい散歩道です。
奥様とご一緒で花菖蒲を見に。連れて行って貰えるだけでもお喜びなさいませ。
わたしの知り合いは、もう連れて行ってくれない、と喜んで…イヤ嘆いていました。
紫陽花の道。あの広い道の裏側ですから、気づきにくいけど、判ってみるとこんな快適な散歩道はありませんね。
普通の家の裏側に道があるようで、不思議な空間。
ここの道も紹介するつもりでいます。