2009年11月21日

藤あや子 源氏物語


02.6.5記
1999年 ソニーミュージック。
源氏物語 全12曲
作詞 下地亜紀子
作曲 小野彩(藤あや子の作曲名です)
編曲 それぞれです。

 題      ヒロイン
華の宴     藤壺
忍ぶ草     花散里
恋待桜     紫の上
薔薇のほほえみ 女三の宮
篝火      六条御息所
螢川      葵の上
空蝉      空蝉
夕顔      夕顔
夢かげろう   朝顔  SPEED に歌わせるつもりで作曲したという。
朧月夜     朧月夜の君
夕凪      明石の君
浮舟      浮舟
  
 この当時の貴族の女性は驚くほど短命ですね。運動不足、栄養不良、若年出産などが原因です。
 源氏を読むと感じるのは、当時の恋愛は、婦女暴行に近いことでしょう。それ以上に、ひとりの高級売春婦と、その取り巻きの遣り手、そして上客。そんなイメージです。胸がふくらみ始めたばかりの十数歳の子供が、いきなり現れた男を拒めるはずがなく、結局暴行に近い状況になります。
 取り巻きにしても、あの手この手で高く売ることを考えるし、売れなければ生活が成り立たず…。貴族とは名ばかり、女の苦しみを胸の谷間にため、男に見せないカラクリ化粧をする。それを書いた傑作が源氏物語というわけですね。
 ただし家産は女が相続したようで、豊かな家の女は、発言力があったようです。現代の長男中心の相続とはかなり違います。
posted by たくせん(謫仙) at 07:29| Comment(8) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 評論家の『牢屋壮一』です。ここで取り上げられている藤あや子さんのアルバム『源氏物語』ですが、実は私もこのアルバム〈源氏物語〉を持っています。カラオケ雑誌の『歌の手帖』の1999〈平成11〉年6月号〈通巻68号〉でこのアルバム〈源氏物語〉の特集を組んでいます。
 このアルバムは『源氏物語』と言う1つのテーマで全体が貫かれており作詞も『下地亜記子』と言う1人の作詞家が担当している事はこのブログに書かれている通りです。このアルバム〈藤あや子の源氏物語〉はテレビドラマに例えるならば1話完結のドラマではなくストーリーが連続するドラマみたいなものだと私は思います。
複数〈2人以上〉の作詞家ではなく下地亜記子と言う1人の作詞家が詞を書いたと言う事は全体が統一された作品に仕上げる為には正解だったと私は思います。複数の作詞家が詞を書いたならば作品の世界観が『テンデンバラバラ』になってしまい作品全体の統一された世界観がそれこそテンデンバラバラになってしまうからです。
 この作品のアイデアと言うか『企画の意図』は非常に素晴らしいものがあると私は思います。日本レコード大賞の部門賞の1つに『企画賞』と言うものがありますが、この作品は十分に企画賞に値すると私は思っています。
Posted by 牢屋壮一〈評論家〉。 at 2012年02月11日 21:53
牢屋壮一さん
 歌詞の世界観の統一もさることながら、全て自分で作曲したのに驚きました。
 しかも肝腎の編曲は、曲にあわせて編曲者を変えている。それで彩りに変化がありますね。
 企画賞、確かに該当しそうですが、このアルバムの弱みは、ファンの間でしか知られていないこと。つまりあまり売れていない。爆発的ヒットとはならなかったことではないでしょうか。
 当時テレビでは着物姿の演歌しか歌わなかった。わたしのまわりの人でも藤あや子は知っていても源氏物語を知る人はまずいない。
 それはわたしが他のことを知らないことと同じで、興味のない歌手の電波に乗らない歌のことは知りませんから。
 最近、牧野昭一さんの「赤いグラスのいい出逢い」(2011年10月09日記)を読んで、ヒットと歌の善し悪しはあまり関係がないことを知りました。宣伝に乗るかどうか。
 そうなると全て自分で作曲したのは弱点かも知れません。

 わたしはこのアルバムが最も多く聞いた、今でも聞くことがあるアルバムとなりました。
Posted by 謫仙 at 2012年02月12日 11:51
 牢屋壮一です。私の手元に藤あや子のアルバムが4枚あります。1枚目はここで取り上げられている『源氏物語』です。残りの3枚は『雪深深〜命ひとひら』と『愛しい人へ』と『うたかたの恋〜儚くも美しく』です。知っての通りこれらのアルバムは全て『オリジナルアルバム』です。演歌系の歌手の場合、アルバムは通常『全曲集〈つまりベストアルバム〉』が中心ですが、藤あや子の場合は『オリジナルアルバム指向』が極めて強いと私は思います。これは演歌系の歌手では珍しい事だと私は思います。
〈もちろん藤あや子も『全曲集』と言う名のベストアルバムも数多く出している事は言うまでもありません〉。
 私か上に挙げた藤あや子の4枚のオリジナルアルバムですが〈このブログのこの項目で取り上げられている『源氏物語』を含めて〉、知っての通りCDの盤面には美しい『絵』が描かれています。この絵は全て藤あや子自身が描いたものである事は言うまでもありません。彼女〈藤あや子〉には『絵』の才能もある事が伺い知れます。他の彼女の才能としては『小野彩』と言うペンネームを用いた作詞・作曲の才能もある事は言うまでもありません。次回以降、ここで取り上げられている『源氏物語』以外のアルバムに関する話題〈つまり『愛しい人へ』『雪深深〜命ひとひら』『うたかたの恋〜儚くも美しく』に関する話題〉もこの項目に書いていきたいと思います。
〈他に書くべき適当な場所がありませんので〉。
Posted by 牢屋壮一〈評論家〉。 at 2012年02月13日 01:55
絵のあるCDは売り出したばかりの限定版なので、わたしのは絵のあるものと絵のないものがあります。
銀座で個展を開いたときは見に行きました。それらの絵の原画とか陶芸作品など。八ヶ岳の麓に「ぎゃらりい彩」を開く少し前だったかな。記憶が曖昧。感動しましたね。
ふつう音楽家は作曲できますが、藤あや子の場合は楽器が苦手だと言っていますので、全て頭の中で作曲しているようです。できたフレーズは忘れない。本当に難しいのは編曲だと言います。これは作曲家に任せています。
問題は作詞なんですよ。わたしは実は長い間疑っていました。作詞の才能は音楽とは別なものですから。どうでもいい歌詞なら誰でも作れますよ。でもあれだけ心にしみる歌詞が藤あや子(小野彩)に作れるのか。今では納得しています。
Posted by 謫仙 at 2012年02月14日 07:31
 牢屋壮一です。この項目は『藤あや子』に関する項目ですので今回は藤あや子の具体的な個々の『作品の感想』を書きたいと思います。
 取り上げる藤あや子の作品〈曲〉は『慕情』と言う曲です。この『慕情』と言う曲はCDシングル曲ではありません。CDシングルの『カップリング曲』でもありません。謫仙さんも藤あや子のファンなので当然ながら知っていると思いますが、この『慕情』と言う曲は彼女のオリジナルアルバムの『雪深深〜命ひとひら』のCDの『7曲目』に収録されている作品です。知っての通りこの曲は『チャイニーズ風と言うかチャイニーズ調のサウンド』の曲ですが、この曲は厳密には演歌とは呼べない作品だと私は思います。知っての通りこの『雪深深〜命ひとひら』と言うCDアルバムは全部で14曲収録されていますが、一番最後の14曲目に収録されている『雪深深〜スペシャルバージョン』は特に聴きものだと私は思います。何時も耳にしている『雪深深』はシングル盤バージョンですが、このスペシャルバージョン〈つまりアルバムバージョン〉は彼女〈藤あや子〉の新しい『魅力』を引き出していると私は思います。謫仙さんはどのように思われますか?
 
Posted by 牢屋壮一〈評論家〉。 at 2013年02月13日 15:55
このCD持っていますが、どんな歌だったのだろう。もう十年以上も聞いていない。前後の歌は思い出せるにのに。『慕情』は記憶にない。印象が薄かったのかな。

『雪深深』はどちらでも。
Posted by 謫仙 at 2013年02月14日 07:12
 牢屋壮一です。私が前回ここで取り上げた藤あや子の『慕情』と言う曲は繰り返しになりますが、アルバム『雪深深〜命ひとひら』のCDの7曲目に収録されている曲です。その『前後の曲』と言うと6曲目は『空夢の日々』と言う曲であり8曲目は『冬悲行』と言う曲です。この8曲目の冬悲行〈とうひこう〉と言う曲は純然たる〈純粋な〉演歌です。これに対して7曲目の『慕情』と言う曲は前にも書いたように厳密には演歌とは言い難く言うならば『チャイニーズ風のJポップ』と呼ぶべき存在の曲だと私は思います。他の『演歌の女性歌手』の曲に当てはめると〈置き換えると〉この藤あや子の『慕情』と言う曲は例の『坂本冬美』が歌って大ヒットしたあの『また君に恋してる』に近い系統〈系列〉の作品と言えるのかも知れません。これについて謫仙さんはどのように思われるでしょうか? 
 今回は以上です。
Posted by 牢屋壮一〈評論家〉。 at 2013年02月14日 11:25
もう一度書きますが、十年以上も聞いていないので、なんともいえません。
Posted by 謫仙 at 2013年02月14日 16:42
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