2009年11月27日

人騒がせな死体たち

津山紘一   集英社   1982.7

 表題作をはじめショートショート集である。
 ショートショートは意外なオチだけでもっているような短い小説。中身についてあまり印象が残らない。この本のオチは意外性も弱く、それほど面白い気がしない。
 いま読み返してみると、全41話で記憶にあるのが一話だけ。読み進んでいるうちにいくつかは思い出すが、なつかしい気もしない。しかし、初めて読んだときは面白いと思ったので、ここで紹介しておく。
 星新一のショートショートに夢中になっていたころ、星新一とはひと味違うショートショートだったので、面白いと思ったのかも知れない。全体的にユーモア感が漂い怪奇性もあるが、今のわたしには意外性を感じない。感覚が摩耗したか。

 著者には「時のない国 その他の国」という連作短編がある。これを紹介したかったのだが、図書館にない。
posted by たくせん(謫仙) at 07:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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