昨日は初めて日本棋院に行った。なんと一般手合いは休み。たまたま同じような人がいたので、対局をお願いする。二段というので向こう先で対局したが、手合い違いであった。3連勝して、2子局にするが、それでも2連勝した。そして3子局にしても勝てた。ここで終わりにした。この3子局を始めたとき、ハッピーマンデーのミタニさんとささやんが登場。対局終了のあと、ふたりに様子を話すと、
「ここの段級位は甘いから…」
早めにハッピーマンデーの部屋に行き、ミタニさんに紹介してもらい、見学者として名札をもらう。時間まで二人を相手に二面打ちを行う。早打ちの二面打ちはきつい。先日は井目だったのを5子局してもらっても1勝1敗であった。今度は時間をかけてゆっくり打ってみたい。それなら5子局でもこなせるのではないか。まず、高梨聖健八段の講座があったが、これがかなりのレベル。その後対局。
ここは10級以下の教室のはずだが、強い人は先ほどの二段子より強い。なによりヨミがしっかりしているのが目についた。ただし、状況判断が甘いため、必勝の碁をひっくり返される人が多い。これは経験を積めば強くなりそうだ。ひとり取り上げよう。高梨八段に井目で指導碁を受けていた若い女性がいた。間もなく大ヨセというところで十数目の石が危うくなっていた。この生き死にが勝負である。それをなんと二十分近く考えて生きた。
「生きた」ことより、そこでそれだけの時間をかけて考えることができることが素晴らしいのだ。