2007年03月01日

プロを目指す少年2

04.9.12記
   
 わたしがたまに行く碁会所がある。きのう久しぶりにいった。そこは子供教室が中心のようで、昨日は他に一般客はいなかった。小学生に6子置かせて対局した。今年の春先、ここに行ったとき、プロを目指す少年がいた。2子置かせて対局した。先二くらいと思われた。少年には珍しく、一手一手に長考する。席亭も「早く打て」というしかり方をしていた。
 二ヶ月後、向こう先で対局、しかし、先は抜けていた。わたしの先だったかもしれない。
 さらに二ヶ月後、わたしの先で対局。おそらくわたしが二子であろう。
 そして、きびきびと打つようになっていた。意味のない(?)長考をしなくなっていたのだ。このとき、席亭から、日本棋院の研修生になることになったと聞いた。院生になる前段階である。
 いま中学一年生。ちょっと遅いのではないかと思うが、可能性はある。そしてきのう、その少年はいなくて、すでに研修生になっていた。だが、席亭の言葉にびっくりした。
「いま、研修日は月に五回しかない。これでは勉強にならない。このままではプロになるのは無理だ……」
 前に、プロになるのなら、学校の勉強などしている時間はなくなる、それくらい碁の勉強をしないと駄目だ、と教えていたのを聞いている。わたしは毎日のように鍛えられるのかと思っていたのだ。千寿先生をはじめ木谷道場の勉強ぶりは、広く知られている。そんな様子を想像していた。
「研究会に行かせたらいかがでしょうか」
 わたしは千寿会にくる少年たちや劔持先生の研究会のことを思いながら言った。
「それが、研究会には派閥があって難しい。……」
 いまのわたしの知識では、それ以上の助言はできないが、そんなにも日本では碁の勉強がやりにくいのか。中国や韓国との差がさらに開きそうな気がしてきた。
posted by たくせん(謫仙) at 06:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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