2007年03月01日

第6回 ふれあい囲碁大会

04.12.5記
    
 3日から5日まで、箱根でのふれあい囲碁大会に行ってきた。わたしにとっては三回目である。成績は、(^_^)。(^_^)。(^_^)。
 5日のニュースでは、嵐のため、首都圏のあちこちの電車が止まっていると伝えていた。東京に帰れるのか、と心配はしなかった。どうやら午後には回復しそうであった。ダイヤは乱れていたが、なんとか帰れた。新潟中越地震に続いての災難(といううほどてもないか)。
 1 (^_^)。
 三段の部、七勝一敗で準優勝。同成績が二人いたのだが、二人の対局でわたしが負けていたので、準優勝ということになった。過去2回は三勝五敗なので、友人たちもびっくり。
「強くなったと思っていたが、何がきっかけだった? 何かあったはず」
 碁は強くなるときなにかきっかけがある。心境の変化などだ。ところがわたしの場合、思い当たるふしがない。たまたま調子がよかった、ということでなければいいが。

 2 (^_^)。
 第一日の夜はペア碁。三段と四段の組み合わせで我々が黒。リードしているとは思っていたが、予断は許さず。ヨセに入ったころ笠井先生が見にきて、すぐに他へ行った。白が手を抜いたとき、わたしが、ある手筋を放った。相手を分断し、3目を取った。先手の大ザルを防ぎ手の大きさは15目以上。これが決勝点になる。だが白の二人は気が付かなくて続けて数手打ち、ようやく取られていることに気が付いた。だが、手筋を放ったとき、すでに切れたことに気づかなく、その後の打ち方がまずかったと思っている。そこへ笠井先生が現れた。
「ここはさっき繋がっていましたね。ここが切れてはもう駄目です。どうして?」
 わたしが手筋を示した。
「これは素晴らしい、実戦で気が付くとはたいしたもの。これで確定です」
 白がその後を説明するのに、
「いやいや、この手を打たれては、後は何をやっても駄目です」
と終局を宣言した。
 3 (^_^)。
 3日目、この日は普通は二局打つのだが、わたしは一局目は手空きであった。それで小林覚元棋聖の指導碁を受ける。
 途中、係の人から、つぎの対局予定者が待っていると言われた。まだ時間がある。
「わたしは一局目は手空きです。二局目の対局時間までには行くので、待っててもらって下さい」
 さらに、いうのに、笠井先生などが、「決まりなので、時間まで待たせなさい」と言って待たせることに。
 指導碁は4子局だか、うまく打てて、なんと勝つことができた(^_^)。小林先生は、
「とても三段の碁ではない。四五段の力はあります。とにかく、しぶとい。よく打ちました。(千寿会の)かささぎさんとは、どのくらいで?」
「二子ですが、きつい」
「かささぎさんと二子で打てれば、たいしたもの」
 次の対局は優勝がかかっていると知って、
「そんな大事な対局の前に、ここで疲れてしまって大丈夫ですか(^_^)。 では行ってらっしゃい」
 結局、最終局は勝ったのだが、最初に書いた事情で準優勝に。
 注: 千寿会は小林先生の姉小林千寿さんの囲碁クラブです。
    今回の参加者は 私・かささぎさん・亜Qさん。
今回の指導棋士 小林覚九段・笠井浩二六段・孔令文四段・瀬戸大樹六段・下島陽平七段
インストラクター 伊勢・木下
posted by たくせん(謫仙) at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック