2009年12月28日

古畑任三郎

三谷幸喜   扶桑社   1996.3
 あのテレビ番組のノベライズである。あのと言ったが、わたしはドラマを見たことがない。だからドラマのできは知らない。
 刑事コロンボの日本版と言われている。まあ似ていると言えるが、コロンボの持つ深みがない。この本一冊で五話。コロンボなら一話一冊だ。
 古畑任三郎という殺人課の刑事が、現場に赴いて犯人を見つけるが、これが一度で判ってしまう。しかも、他の刑事でも判りそうな内容だ。古畑任三郎が出ていく必然性がない。
 決定的に違うのは、コロンボは犯人の能力で犯人逮捕の証拠を見つけるのに、ここでは刑事が見つけること。そのために内容が浅くなっている。
 好みの問題で、できは悪いとは思わないのに、ひとに勧める気にはならない。途中で投げ出そうとは思わなかった。しかし、続きはわざわざ求めようとは思わない。100円(つまり古書)なら買ってもいいかなと思う。新本は買う気にならない。
 こんな場合、書くべきではないのかな。
posted by たくせん(謫仙) at 07:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
認証コード を間違えたようでコメントが入っていませんでした。
師走だからと忙しいわけではないのですが・・・

古畑任三郎とコロンボは妻が好きで良く見ていました。
わたしはいつもパソコンをいじりながらチラッと・・・

古畑任三郎はドラマが先なのでしょうね。
このドラマは古畑任三郎を演じた俳優(名前がてできません。俳優の名前はほとんど知らないのです。)と
ゲストの犯人の駆け引きを楽しむといった感じで、話にも無理があって、これで逮捕できるのかな・・・
もっとも、テレビドラマの推理ものでは良くあることですか・・・
それを、後から本にするとテレビの味は出ないでしょうね。

もっも、本の原作をドラマ化して、本を上回ることは滅多にありませんが・・・
気楽に読むにはいいのかもしれませんね。

今年もわたしのブログをご訪問いただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
どうぞ、佳いお年をお迎えください。
Posted by オコジョ at 2009年12月30日 13:49
オコジョさん
ここの認証コード、わたしは半角にするのを間違えて入れないことがありますm(__)m。
わたしの場合全角で入力しているゆえなんですが。

この本、作者がドラマ向きに作っているので、本にしたときはさえないのだと思います。ドラマを見てみないとなんともいえませんね。
コロンボの場合は本でも面白かったンです。だから小説家が書いたなら面白いかも知れません。
一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
Posted by 謫仙 at 2009年12月31日 15:29
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