05.6.5記
昨日、6月4日の千寿会、千寿先生はまだ帰国せず、健二先生と水間先生が指導。
最近、院生は土曜日も研修があって来ないことが多く、風太郎君が仕事の都合で来られないため、ゲストの女子大生も来なくて、おまけに千寿先生もずっとヨーロッパに滞在中で、出席者が少ない。それでも昨日は久しぶりに多かった。
このところ、対局のあとの千寿先生の講座の代わりに、二チームに分かれて連碁をしている。相変わらず、わたし一人が愚手を連発していて、負けてしまった。
そして二次会。篠つく雨の中を近くの「北の家族」へ。そこで、座興で水間先生に我々の棋力を評価してもらう。
「Aさんは、三手先をきちんと読みなさい」
Aさんはメンバーの中で一番強い人なのだ。遠慮はしない。
「Bさんは、優しすぎる。相手が手を抜いたりしたら、きちんととがめなさい」
これは棋風であろう。
「Cさんには、ここ2連敗、たいしたもの、いうことなしです」
Cさんには、わたしは二子で、勝てそうで決して勝てないのだ。
「Dさんは、打ったことありませんが、なかなかしっかり打っていますよ」
連碁の手に対する感想である。
「謫仙さんは、序盤で間違えてしまったので今日は仕方ないですよね。本当はもっと力があるんでしょうが、ムニャムシャ」
と慰めのお言葉。
いたずら心で、水間師に問う。
「わたしが、Dさんには何目ぐらい置いて打っていると思いますか」
「4目くらいでしょう」
Dさんが言った。「わたしの方が黒ですよ」
今まで、三局打ったが、握りでわたしの黒、白・白で三連勝なのだ。この時の水間先生の驚いた顔。
許されよDさん。決して棋力が劣るわけではないものを。
2007年03月03日
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