また、囲碁合宿に誘われた。なんとか仕事をやりくりし、25日は休暇をいただく。名古屋から I さんもきてくれた。 I さんの棋力は県代表クラス、千寿会の先輩も歯が立たず、わたしでは三子の指導碁になってしまう。それも二面打ち。こういう方に打って頂けるのはありがたい。
この会の中心になった若い女性たちは、二人がわたしに二子で、これは真剣勝負だ。二年ほどでここまで強くなった、脱帽もの。他の人は四子以上置かせる。これは指導碁になってしまう。わたしはこの指導ができないのだ。もちろん碁は指導碁として打っていくのだが、局後に並べ直して、解説することができない。むしろ指導されるはずの女性たちがよく覚えていて、逆に「ここはこうでしたが、どうすればよかったでしょう?」と指導されてしまう(^_^)。
この女性たち、実に囲碁情報通で、わたしが教わることばかり。ケータイの強みだな。
25日の正午に湯河原の駅で集まり、昼食後バスで幕山公園まで。杉の宿はそのすぐ近くだ。到着して部屋に荷物を置き直ちに対局開始。今回は新館であった。道を挟んで新旧の館がある。食事は旧館に行くことになる。
夕食後、屋上の露天風呂に入ったが、わたし一人で独占。この時期なのでガラス戸を立ててあり、露天とはいうものの内風呂と同じ。なお湯河原だが温泉ではない。
その後囲碁再開だが、遅くなって遅れた二人が到着。12時近くなると猛烈な眠気がした。部屋に引き上げようとしたが、美女たちに対局を要求され、深夜の二時までつきあって対局。
26日は快晴だった。寝床から抜けて道路を見ると渋滞している。幕山公園の梅林見学の客である。朝食をとりに旧館へわたるのが大変なほど。バスもこの時期だけである。我々は、もちろん天気に関係なく対局。昼食を挟んで午後三時まで。チェックアウトが午後三時という、信じられないような制度の宿である。
昼食時に雪がちらついていたが、三時頃にはかなりな降りになった。それでも梅林に見学に行った。風か弱いので寒さはそれほどでもない。午前中晴れていたせいか花の香りがする。甘酒を飲んだ。なんとかささぎさんは雪の中でアイスクリームを口にしている。 亜Qさんと I さんは酒を。
ここまで集中して碁につかったことは初めてかな。