2011年02月18日

山内一豊の妻の推理帖 

山内一豊(やまうちかつとよ)の妻の推理帖
鯨統一郎   光文社   09.11

 内助の功といえば山内一豊の妻の千代が思い浮かぶ。
 この本は千枝としている。一豊も「かつとよ」仮名をふってある。
 千代は大河ドラマにもなったが、ここでは何度か起こる不思議を千枝が謎解きをして、その度に山内一豊が加増され、ついには土佐の一国一城の主になるという話。
 最初は織田信長に毒が盛られる。そのころ千枝は16歳。お見合いになるが、相手を断り、相手の友人である案内役の山内が気に入り、嫁ぐことになる。当時は50石。
 そして第一番目の手柄が、織田信長に毒が盛られた事件の解決。
 その時のお偉方の様子から、山内一豊は秀吉の配下となることを決める。

 それからは、謎を解決するたびに加増となる。もちろんそれを手柄にできる山内一豊の器量も大きいだろう。この解決方法や推理には、多少無理があるかも知れない。推理マニアにとっては、厳密ではなく欠点が見えるかも知れない。推理というよりひらめきだ。
 わたしは、時代劇ではあっても歴史小説としては読んでいないので、それなりに楽しめる小説だった。ただしひとに勧めるかといえば、あまり勧める気にはならない。ここに載せるのも迷ったほど。まあ楽しめた小説という意味だ。
posted by たくせん(謫仙) at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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