林家たけ平さんの会だが、朝也さんとの二人会。
わたしにとっては久しぶりの本物の落語会だ。どのくらいかというと25年ぶりかな。
寄席によく通ったころ池袋以外は漫談ばかりになって遠離っていた。たまたま図書館に行ったときポスターを目にして、聞きに行ってみようと思い立ったのが、大当たり。
朝也さんは、遠慮があったと思うが、普通に観賞した。
たけ平さんには引きずり込まれて、思わず涙が…脆くなったな。(^。^)
たけ平さんは、これだけの芸ができながら、まだ二つ目なのだ。1回だけでは真価は判らない。過去の人でいうと三遊亭円生に近いかな。次回も是非行きたい。
今はまだ「たけ平さん」。いつか「林家は…」といわれるようになって欲しい。そのときまで、わたしが元気でいられるか(^。^)。
予定: 8月5日(金)、 11月4日(金)
竹の塚地域学習センター 午後二時開演
入場料 1000円
林家たけ平(はやしやたけへい) 足立区出身
1977年 生まれ
2001年 林家こぶ平(正蔵)に入門
2002年 前座として楽屋入り
2005年 二つ目昇進
参考: 落語と談誌 御乱心 小説・古今亭志ん朝
時折、出てくる学習センターは色々な催事をしているようですね。
近隣なんでしょうね、そして1000円は魅力です。
こぶ平さんと言った方がピンと来る私ですが、あの方の弟子というのだからまだお若い方なんでしょうね〜涙するほど上手な話しっぷり、師匠を超えるのでは・・・(笑)
自主的な各種の会が利用していて、部屋を取り合い(^_^)。
たけ平さんは1977年生まれといいますから、34歳くらい。落語家としては若いですね。
話は本格的、今回は人情話だったのですが、逆にいえば人情話ができる落語家。
はじめ、小話をいくつかして、その反応によって、話を工夫しているようでした。
トリの演目は「浜野矩随」(はまののりゆき)。 寛政年間に、浜野矩康(のりやす)という腰元彫りの名人がいた。その名人が亡くなって奥様と一人息子の矩随が残された。
矩随は稚拙だったが、母親の死を賭けた助言によって大成する、というもの。
先代の正蔵(彦六)を思わせる話でした。話し方は似ていませんけど。
たけ平さんも大成しそうな予感がします。