下の地図、右下の古千谷橋まで、竹ノ塚駅から1.6キロある。散歩なので、もちろんそこまでも歩く。
もし鉄道で行くなら日暮里舎人ライナーの終点、見沼代親水公園駅まで行くのが早い。終点のふたつ手前が何度も紹介している舎人公園の真ん中にある、舎人公園駅である。

左上から右下への太く青い線が毛長川。東京都と埼玉県の境の川になる。細く青い線が見沼代親水公園の水路だ。
古千谷橋は名ばかりで橋はない。
ここが公園の始まり。
公園と言うより水路沿いの道と言うべきか。この時は大地震がら間もなくで、電力不足から水流がない。いつもは毛長川の水を汲み上げ浄化してこの水路に流している。
八重桜と、躑躅が満開だった。
古千谷小学校の学校農園。植えられているのはジャガイモか。
所々に休憩場所がある。高齢者が集まっているのを見る。
ここは左側にスペースがある。
トイレがあるのがありがたい。トイレ以外に利用している人を見たことがない。
公園らしくなってきた。いつもなら、ザリガニ釣りのこどもたちで賑わっているところ。
水車のある遊び場。ここではいつもこどもたちを見かける。この日は8人ほどいた。
「カメラマン?」
「違うよ、今日だけのカメラマンだよ」
「撮って」
「いつもここで遊んでいる?」
「今日だけ」
撮したが、写真を上げようがない。
水車も止まっている。
少し歩くと、舎人諏訪神社の境内になる。水路は右側。
鳥居の位置が不自然だが、昔の姿を残しているのか。神社はこの建物の中にある。
本来のお宮は小さい。この金網の中だ。
はっきり見えないのが残念。右が前である。

わたしには半分も意味が判らないので、説明文をそのまま載せる。
水流がなくなっていた。
このように何度も道路が横切る。
ここまでくると、見沼代親水公園駅はすぐだ。
古千谷橋から見沼代親水公園駅まで1.3キロ。一応水路は途切れるが、尾久橋通りを渡ると、そちらにも水路が続く。
駅は高架。
鉄道はここで終わる。
見沼代というくらいだから、ここら一帯は沼地というか湿地だったのでしょうかね?
詳しいことは判りませんが、この流れは本来農業用水です。辺り一面田圃だったと思います。だから沼地などもあったでしょうね。
他にも近くに前沼という地名があります。いくつかの神社などでは出水に備えて舟を用意していました。それの名残を今でも保存しています。
もう水流れも戻ったと思いますし、夏の散歩には快適です。そこに行くまでが大変ですけど。