2011年10月19日

ハリー・ポッターと死の秘宝

j.k.ローリング   訳 松岡佑子   静山社   2008.7

     sinohihou11.1019.jpg
 このシリーズの最終巻である。
 この本が発行されてすでに3年半もたつ。古本屋で新品を半値で手に入れ、ようやく読むことになった。いままでは配本を待ちきれなかったが、今回はそのうちにと思っているうちに3年半。
 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 では少し厳しいことを書いたが、今回はそのようなことは感じられなかった。
 今回の問題は久しぶりの登場人物であろうか。オールスター総出演なので、どんな人だったのか思い出せない。5年も前に読んだ端役の名前が、次々と出て来てもどんな人だったのか。それどころか名前を見てもこんな人がいたかしら。
 このあたり、栗本薫なら、久しぶりの人物はさりげなく小説中で紹介しているのだが。
 カタカナ名はとくに憶えにくい。そして地の文でも混乱がある。
Aはこうした。Bはこうした。と出てきて、はてなと思っていると、Bが姓でAが名で同一人物。台詞ならともかく地の文がこれでは混乱する。
 上下2冊を読むのに三週間もかかってしまった。
 最後に「「ハリー・ポッターと死の秘宝」は地球環境に極力配慮して製作しています。…」とあるが、いままでは配慮していなかったという反省かな。でもどこが配慮しているのだろう。
で、問題の小説だが、面白くないわけではないが、夢中になるほどではない。普通なら図書館で済ます程度。今までの本が揃っているので、あえて買ったが、読み返すことがあるだろうか。おそらく、はじめから読み返せばもっと面白いのであろう。自訳自賛はいつもの如し。
posted by たくせん(謫仙) at 08:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。
ツィッターとかフェイスブックとか新しいおもちゃにかまけてブログを休眠しておりました。
ハリー・ポッター、実は全然読んでいないんですよね。天の邪鬼なのかもしれませんが最初にのれなかったのでそのままずるずると読まないうちに終了しちゃいました。
いつかもっと時間が経ってから読むかも知れません。
Posted by 樽井 at 2011年10月20日 13:54
樽井さんが読んでいないとは意外や意外。
わたしは最初にのってしまいました。第一巻は再読しました。ところが巻が進むにつれて面白さが低下しています。逆に訳者の苦労話や自慢話が目立つようになりましたね。
ここまで作者は一気に書いたことになっていますが、疑問に思います。ストーリーはできていたはずですが、具体的に文章にしたのは、あとからではないかと。
それはどうでもいいことですが、中身はかなり複雑になっています。
子供のときに読み始め、青年になったころ読み終える。そんな構成ですね。
一応おすすめ本です。
Posted by たくせん(謫仙) at 2011年10月21日 07:43
ハリー・ポッターは第一巻だけ読みました。
面白かったのですが、あとは似たようなものだろうと思って・・・(笑)

カタカナ名は覚えにくいですね。
登場人物が多いと混乱します。
あのときの人物と思っていたら、違ったりして・・・

ましてや、前の本の登場人物は、歳をとると無理ですね。

ハリー・ポッターの第一巻も、大まかには覚えていますが、登場人物では
ハリー・ポッター以外は忘れました。
Posted by オコジョ at 2011年10月21日 16:36
オコジョさん
確かにあとも似てはいますが、内容は成長に合わせて変化しているので、それなりに面白いと思います。
後半になって、手抜きが感じられたりしていますが、おそらく、原文も初期ほどの面白さはなくなって、普通の面白さになっているのではないかと推察します。営業方法や納税で問題を起こしたりして、評判を落としたのも影響しているかな。

登場人物のカタカナ名前は覚えにくい。しかも姓・名・通称・別名を使い分けられると、もうわたしでは記憶しきれません。残念ながら…
Posted by たくせん(謫仙) at 2011年10月22日 07:39
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