2011年11月19日

鹿児島 仙厳園(前)

 仙厳園(せんがんえん)は長いので前後に分けます。

 鹿児島市は市電が走っている。市バスもある。
 市バスや市電は一律180円で乗る度に払うが、それとは別に1日券がある。11月3日の朝に600円の1日券を買った。
 バスに乗り仙厳園(せんがんえん)へ行く。別名磯庭園。鹿児島湾の磯にあり、正面に桜島が聳える。海と桜島を借景にした庭園である。市の中心から北東へ三キロメートルほどのところにある。歩いても1時間もかからない距離だが、観光地図ではどうもそのあたりがはっきりしない。もちろん歩かずにバスに乗る。
 江戸時代初期(1658)に造園され、以後島津家の別邸として受け継がれ、明治の初め廃藩置県の後はここに移り住み、正門が建てられ、ほぼ現在の形になっている。1958年(昭和33)に、国の文化財に指定されている。
 ちょうど菊の時期であった。 

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 門外にもこうして菊で飾っている。
 
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 園に入る。正面に島津義弘の鎧兜。島津義弘は戦国時代後期の武将。関ヶ原の戦いも経験している。

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 150ポンド砲。後ろの石垣は製鉄の反射炉の跡。

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 反射炉の土台。大量に鉄が必要になってきた時代を先取りしている。二基あったが一基目は破損。この土台は二基目か。

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 このような菊ばかりでなく、普通の三輪咲きの大型の鉢もならんでいる。
 菊はきれいではあるが、こうしてみると金魚をみるような悲しみを伴う。自然界では生きることはできず、人の手によって辛うじて生きている生物。


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 バンペイユ(晩白柚)
 柑橘類では最大、25センチの記録もある。

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 桜島小ミカン
 最小の蜜柑。最大5センチ。大変あまいと言う。

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 南国らしい蘇鉄のならんだ通路。
 仙厳園は扇を半ば広げたような形で、ここは要のあたり、一番狭いところ。ここを抜けると広い庭園となる。

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 明治になって作られた正門。大河ドラマ「篤姫」で、篤姫が輿入れのとき、薩摩屋敷の門としてこの門が使われた。

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 菊の展示は続く。奥は磯御殿。

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 庭園に出ると美事な石灯籠。真ん中の火袋以外は自然石だとか。

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 似たような灯籠が二基

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 すぐ後ろは切り立った山。目立つ大木は松。
posted by たくせん(謫仙) at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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