2006年09月23日

北海道5 能取湖(ノトロコ)

 札幌から特急で5時間半、網走の駅を下りると網走だった。
 あたりまえだ、というなかれ。
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 この駅の名は変わっていませんか。そう縦書きなのだ。
 網走の監獄を出所した人がここから帰る。真っ直ぐ立ち直るようにと願いを込めて縦書きにしたという。
 左にモヨロ人漁撈の像がある。アイヌとも異なる独自のオホーツク民族である。
 ここは網走なのだった。
 網走に着いたのは午後も遅い。さっそく明日の知床観光のために定期観光バス「花街道号」を申し込む。予約制で七日前で締め切りなのであるが、電話したところまだ空席があり受け付けてくれた。これは季節により多少異なるコースをとる。
 9月1日〜30日のコース。
網走バスターミナル−網走駅−能取湖サンゴ草−感動の小径−小清水原生花園−オシンコシンの滝−さいはて市場−知床峠−知床五湖−網走駅−網走バスターミナル。(知床峠−知床五湖、の代わりに観光船もあるが別料金)時間は9:00〜18:00を予定している。

 さっそくその知床観光の話を始めよう。網走駅からは知床とは逆方向の能取湖(ノトロコ)に向かう。ここはサンゴ草の群生地である。本名アツケシソウ(厚岸草か)という。
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 9月の中旬ごろから真っ赤になるという。少し早すぎた。
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 ノトロコは海に繋がっており海水湖である。このサンゴ草は塩分を含む湿地を好む。
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 こうして一面赤くなっているのを見るといつまで経っても見飽きない。これが深紅に染まったときはどんなだろう。
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 これはシギであろうか。4羽ほどみたが、いずれも遠く、この一枚だけが、羽の模様まで見えた。その他はシルエットになってしまった。
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 接写を試みる。高さは15センチほど。木賊のように茎だけである。まだ青みが勝っている。これが全て曼珠沙華の如く真っ赤に染まる。

 この観光バスはガイドがつく。みちみちガイドしてくれるのであるが、声が途切れるためよく判らない。これはわたし個人の問題があるので、ガイドの質が悪いとはいえない。
posted by たくせん(謫仙) at 08:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アッケシソウ、見事ですね。25年くらい昔、厚岸近くの霧多布湿原で一面のアッケシソウを見ました。ただ、6月で緑でサンゴ草でなかったのが残念です。でも、自然そのもので感動したことを思い出しました。
能取湖もそんな雰囲気を感じますね。
Posted by オコジョ at 2006年09月23日 09:56
能取湖が最大の大群落ですが、厚岸近くの霧多布湿原から知られるようになったようです。そのため名前もアツケシソウ。
緑のサンゴもそれなりに見応えがありそうな気がします。
こういう遠くは、次は9月に…、というわけにはいきません。わたしもあちこちもう一度行きたいところあります。(^。^))。
Posted by たくせん at 2006年09月23日 16:16
本当に素晴らしの一言に尽きますね…
そして、サンゴ草の慎ましやかなピンク色は、まるで私の心の奥底に何かを語りかけてくるようです…
この北海道の宝物達を、これからもぜひ皆の手で守っていきたいですね!
四国からですが、いつも応援しています。
Posted by 四国民 at 2008年10月11日 01:00
四国民さん。コメントありがとうございます。
おそらく、わたしには二度と見ることができないであろう景色です。またいつかと思いながら、その前に行きたいところもあります。
それでも、こういうところがあると知っているだけで豊かな気持ちになれます。
守るのは、ある意味「何もしないこと」でもありますね。佐渡では朱鷺の生息環境が破壊されていて、戻すのに大わらわの様子。
どこでも守るのはたいへん。守る人たちに感謝です。
Posted by 謫仙 at 2008年10月11日 07:10
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