2006年10月05日

北海道8 釧路湿原

 今回の旅行の目的地は知床と釧路湿原だった。
     k-044.jpg
 釧路湿原観光の目玉ともいえるノロッコ号は、一日二本。午前は釧路発10時56分。日本一ノロノロ走る。これでは遅すぎるので、9時5分発の普通車に乗る。
 釧路湿原には尾瀬や戦場ヶ原のような歩道がないので、この列車に乗るか、観光バスに乗るか、レンタカーを借りるか。

k-002.jpg
 釧路湿原駅。ここで下りたのは6人だった。観光のための駅であろう。
 少し歩いて、細岡展望台に行く。
k-005.jpg
 こうして釧路湿原が一望であるが、歩けないのは物足りない。もっとも湿原内に歩道を作ると、今度は車を通れるようにしろと圧力がかかる。そうなったら湿原はメチャクチャ。
k-013.jpg
 蛇行する釧路川、釧路市内の釧路川は蛇行していたのを直線にしてしまった。それをもとに戻そうとしている。
 ここから広い舗装道路を歩いて細岡の駅まで行くことにする。左右に展望のない道を下っていくと、釧路川沿いの道になる。歩いておもしろい道ではない。
     k-019.jpg
ここで乗ろうとするのはわたしひとり。
 駅のノートには、丹頂を見た話やキタキツネに出会った話などが書き込まれている。数年続けて来ているという人もいる。
 駅舎の向こうの建物は公民館らしいが、まわりに人家は見えない。なお犬が繋がれていたので、人が住んでいるらしい。
 ノロッコ号が来るころに3人の若い男女が来た。ノロッコ号からは大勢のこどもが下りてくる。カヌーに乗るためだ。3人はそのインストラクターのようだった。
 わたしはノロッコ号に乗り、塘路駅まで行く。ノロッコ号の終点である。ここでもまた中国人の団体に囲まれた。函館山・札幌・小樽運河・網走の流氷館の食堂・塘路駅・これから行く展望台・帰りのノロッコ号。今回の旅行はよくよく中国人の団体とぶつかる。
     k-025.jpg
 塘路駅から歩き出すと、間もなく鷺の集団飛翔を見た。枝にとまった様子ではアオサギと思える。
 一時間もかからず、サルボ駐車場につく。そこからは山登りになり途中から道は別れていて、まずサルボ展望台に行く。下には塘路湖が広がる。一目で見えるのは塘路湖の三分の一くらいだろう。振り返るとシラルトロ沼も少し見える。
k-034.jpg
 別れ道まで戻り、近くのサルルン展望台へ。写真はサルルンからの塘路湖である。手前はサルルン沼。こうしてここでも高見から展望するばかり。ここは古代の住居跡があるが、その痕跡も判らない。
 なお塘路湖駅にはレンタサイクルもあるので、展望台の下まで歩くのがめんどうな人はそれを利用しよう。歩いた道はおもしろみのない自動車道だったのだ。もう少し遠い展望台にも行ける。1時間600円だったか。
 このあたりは多くの沼がある。最大の塘路湖は東西7キロ・南北1.5キロ・面積6.3平方キロ。これだけの大きさがありながら最も深いところで7メートル。
 もともと海だったのだが、海面が引いて湿原になり、取り残された窪みが沼となっている。
 シラルトロ沼は水深2.5メートル。阿寒湖と同じ毬藻がある。
 なおノロッコ号は4月から10月までの季節運転。進行時刻も月によって変わる。
posted by たくせん(謫仙) at 07:56| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ここは、素晴らしい自然が残っていますね、
自然の中に入って行きたいのは山々ですが、おっしゃるとおり、湿原は埋めたてないと道は作れませんからメチャメチャになるでしょうね。
ここも、開発で埋め立てる寸前まで行った歴史を持っています。
最近、私もアオサギを撮りましたが、難しいですね。
アオサギの写真、悠然として、空を見つめるアオサギの姿が立派ですね。

Posted by オコジョ at 2006年10月05日 16:30
これだけ広いと、少しぐらいいいだろう、ここだけここだけだと、いいながら、いつの間にか小さくなってしまう。歩道を作るのは、そのきっかけを与えかねない。

わたしは釧路湿原開発の話はチラッと聞いただけでしたが、尾瀬の自動車道路の時はかなり関心を持ちました。
北海道は自動車社会なので、尾瀬の比ではないでしょう。

先人が残してくれたおかげで、わたしも堪能することができました。

アオサギは遠くてピント合わせに苦労しました。デジカメは細かい設定をするのがめんどうなので、3分間たつと電気が切れるようになっています。その時ズームやピントが元に戻ってしまう。その度に合わせ直しをしないといけない。
そんなとき、マニュアルカメラはいいなあと思いますね(^_^)。
Posted by たくせん at 2006年10月06日 07:16
無知をさらすようで恥ずかしいですが、湿原って何があるんですか、
ま、丹頂や、お花のこと以外よくわからないんです。

大阪には近くに琵琶湖という湖がありますが、また湿原とはちがうもの
なのでしょうか。

私は余りというかほとんど自然というものに関心がありません。
ので知識も増えないわけです。
Posted by 龍之介 at 2006年10月22日 09:32
琵琶湖でも周辺に湿原があると思いますよ。ただ小さくて魅力がないかも知れません。
大きい湿原は、水の多い野原でしょうね。浅い水に草が生えて土が集まり、枯れた草が積み重なり、水上に顔を出している所もあります(尾瀬)。
水が多いから草木も多く、多種多様になります。
山を歩く人にとっては、湿原は見晴らしが利き、池と山があって景色がよく、草木の種類が多く、つまり花の種類が多く、高低差が少ないので歩きやすいところです。
そのため夏に集中しますが、春秋にも楽しめます。冬は一面の銀世界で中にはいるのは危険です。滑って、壺のような池に落ちたら助からないと思います。

いろいろありますが何度も行きたいところですよ。
Posted by たくせん at 2006年10月22日 13:27
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/24918702
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック