2006年10月09日

北海道9 丹頂

 釧路駅から普通のバスで一時間ほどの所に、丹頂鶴自然公園がある。
 釧路の空港の近くだが、足の便が悪く、このバスに乗るか、レンタカーを借りることになるが、湿原一週の観光のバスでもここに寄るので、それを勧める。
 バスの便は少なく、他に行きようもないので、またバスで釧路まで戻るしかない。近くに日本一広いという動物園があるが、そこに行く便もない。
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 この公園にいるのは丹頂だけである。他の鶴はいない。
 丹頂の他に鷹(トビらしい)が数羽、アオサギが10羽ほど、カラスが一羽いた。これらは全て自然の鳥である。
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 丹頂は保護したものと人工孵化によるものであるが、写真のように金網で仕切っていても覆いはなく、自由に飛んでいくことができる。この金網に囲まれた所を自分の縄張りとして、金網を越えて隣に行くことはない。自然界ではもっと広い縄張りのようだが、ここでは金網を境界としている。狐などの外敵からも守られている。昼は釧路湿原に飛んで行くこともある。

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 トビ
 ここでは餌が豊富なのであろう。鷺やカラスや鷹などが狙っている。この鷹は丹頂を襲うことはないのか気になるが、成鳥は襲われない。ただ雛は襲われるので、安心はできない。
 日本の丹頂はほとんどがこのあたりに生息する。全体の生息数は約1000羽。昭和27年には数十羽になり、絶滅が心配された。地元の中学生たちの驚異とも言える努力により、ここまで回復した。
 三月半ばに巣作りを始める。卵の大きさは10センチほど。これを1個か2個産み、親が交代で抱き続ける。抱卵は約一ヶ月。100日で親と同じくらいの大きさになる。なお、動物園にも似た施設があるという。
posted by たくせん(謫仙) at 12:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
金網に囲まれた所を自分の縄張りに、なってしまうんですね。
金網を越えて隣に行くような戦闘性はない、平和な鳥なんでしょうね。
鷹、精悍に良く撮れています。
成鳥は大きいから襲わない、しかし、雛は・・・
そうでしょうね。
鷹も生きるのに必死なんでしょうから
金網があるから狐などの外敵には守れるのでしょうが、
金網はなんとなく異質ですね。
Posted by オコジョ at 2006年10月09日 22:46
ここは、本来保護のための施設で、見せるためではないので、金網でも仕方ないかなと思います。手前の金網にはカメラ用に穴が空いています。
それでもけっこう広いでしょう。この一区画に雌雄一対がいます。
この金網の上に止まっているのが鷹や鷺、かなりいました。
なお丹頂は現在20羽です。正式には動物園に移管されて動物園の分室のような形になっています。
Posted by たくせん at 2006年10月10日 08:03
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