2012年02月24日

平泉

岩手 平泉

 2001年夏、岩手の旅をした。
 まず中尊寺に行き、盛岡に泊まる。次の朝、山田線に乗り宮古に行く。そして釜石に行き、釜石線で帰ってきた記憶があるのだが、これがかなり曖昧な記憶なのだ。
 当時写真はポジフィルムを使っていたが、間もなくデジタルに変えるころ。しかも写真はあまり撮していない。フィルムも整理してなくて、未整理の中からようやく見つけ出した。この年の写真だけが未整理だった。
 いま見返してみると、あまりの少なさにあきれる。旅の記録になっていない。しかも、大事なところでほとんど撮していない。そのため思い出せない。特に釜石から仙台までは、本当に釜石線だっただろうか。
 ともかく、写真を整理した。

 まずは、国宝・金色堂で有名な中尊寺へ。平泉の駅から歩く。かなりの距離があるが、タクシーなど使う気はない。
 途中から参道に入ると、山の尾根道になる。この道がすてきな道なのだが、写真はない。途中に開けたところから下を見おろす。

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 開けた農村地帯で、川は北上川。昔の生産力を思わせる。
 奥州藤原氏の本拠地、当時の平泉の人口は10万〜15万人だったと推定されており、日本では平安京に次ぐ大都市だったという。

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 中尊寺の本堂の写真はこれ一枚きり。天台宗の東北大本山だ。国宝や重要文化財三千余点という。ところが旅行前にはそんな事前調査をしていない。当時はパソコンの使い方を知らなかったと言える。ほとんど文章作成にしか使っていなかった。

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 能舞台は目立った。ここの写真が多いのは、単に撮しやすかったからかな。

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 屋根はきれいな茅葺き。

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 ここから役者は舞台に行く。

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 金色堂の鞘堂は昭和の建築。この堂の中に国宝の金色堂がある。屋上に屋を重ねた。これにより金色堂が風雨から守られている。
 中尊寺創建当初の建築物では、現存している唯一の遺構という。つまり全体は大きく変わっている。


 道を戻って毛越寺(もうつうじ)に行く。平泉の駅から近い。近年になって復興された天台宗の寺院。
 古くは、藤原氏二代基衡(もとひら)が建立し、基衡から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営され、中尊寺と肩を並べた。
 毛越寺(もうつうじ)は、開山は慈覚大師円仁。現在の本尊は薬師如来、脇侍は日光菩薩・月光菩薩である。だが見た記憶はない。
 本堂の正面の写真はない。本堂は平成元年の再建である。わたしは当時は新しい建物の写真は撮る気がなかった。意味がないと思っていたのだ。そればかりでなくほとんど見もしなかった。それでいきなり庭園に足を向ける。

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 ここではこの大泉が池が有名。池を中心とするこの庭園は最古の浄土庭園でと言われる。他にも浄土庭園があるのかな。

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 亀が頭を上げたような石。

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 池の向こう側から、建物を見る。これを見ても全く記憶にない。

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 こうして池を一周した。

 中尊寺も含めて「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」として世界文化遺産に登録されている。国の特別史跡・特別名勝にも指定されている。
posted by たくせん(謫仙) at 10:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
平泉は世界文化遺産に指定される前に行きたかったのですが、
とにかく一泊の旅行が精一杯という状況で果せませんでした。
世界遺産になっても、今でも行って見たいところです。

昔はフィルムだとそうは写真を撮影できませんでしたね。
今日も撮影枚数、150枚近く・・・
フィルムだと、費用を考えるとシャッターを押せません。
いい時代になりましたが、写真の面白みは薄くなりました。
Posted by オコジョ at 2012年03月01日 20:38
オコジョさん
フィルムの時代は紙焼きをしました。かなりの費用になりましたね。ところがインターネットの時代になり、写真はネットには載せても紙焼きをしなくなりました。
そのこともあったのでしょう。それにしても少なすぎます。まだ写真を絵を描くような感じで撮っていて、旅の記録という意識は薄かった。いま記憶力が衰え、記憶が薄れたので、そのことが強調されます。
いま平泉に行けば、当時とは違った感想になると思います。またいつか行きたいところ。結局は一期一会になるでしょうね。
Posted by 謫仙 at 2012年03月02日 09:45
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