2012年04月24日

芹を摘む −悔しい半目負け−

芹を摘む −悔しい半目負け−
 亜Qさんは半目負けが一番悔しいなどと言ったことがある。まあ本当かどうか怪しいが、場合によってはそんなこともあっただろう。
 わたしは半目負けは悔しいと思った記憶がない。少なくとも千寿会に参加してからはなかった。半目になる前にあっちこっちで間違えて、その結果なので、本来は10目勝つはずであった、あるいは5目勝つはずであった。それがミスによって半目負け。そのミスに気がつくと悔しいと思うこともある。しかし、半目差は手合いが正しかったと思う程度。

 ところが先日のある対局で悔やしい半目負け。いつもなら謫仙楼対局とするのだが、すでに戦いは終わっていて、面白い手段名(例えば貂蝉拝月・昭君出塞・風弟帰和など)を思いつかないのでやめた。
 レベルの低い話だがご笑覧を願う。

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 六目半コミだし。わたしが黒。白▲が194手目。この時点で数えてみると、どうやら盤面で黒4目程度ではないか。残るは半劫。つまり劫に勝っても1目半負け、劫に負けると2目半負け。これは計算が正しければの話。
 結果から考えると、黒が劫に勝つと白は手入れが必要で、黒の半目負けらしい。一目半の劫。そうなると白▲は緩着なのか。
 計算には自信がないし、時間もない。もう投了するタイミングでもないので、とりあえず劫を争う。

go02.4.2.jpg
 半劫を争って46手、白▲で240手目、ここまでは情勢に変化はない。逆にいえば、白さんはどこでも劫を譲って勝ちましたといえば良かったはず。それでも半目? わたしのレベルでは、秒を読まれているときには数えられない。先ほどの盤面四目の記憶が頼り。

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 ここで黒1のコウダテ。以下をコウダテにすれば劫には勝てるが、それでは碁には勝てないと思った。(黒9は14)

 黒21(261手目)までで白に3目抜きを打たせ、その前の白18と、2手手入れをさせたので、もしかして逆転かと思ったが、半劫に負けて終局し、結局半目負けだった。
 黒17・19・21は劫材にしても、白も劫材がある。
 白194以下、七十手ほど費やして一目も得しておらず、芹を摘んだようなもの。

 どうあっても黒勝ちの目がない。「無駄なことをした」と、珍しく悔しい思いをした。このあと別な日だが千寿会の名物男Iさん(ハンドルネームを付けて下さい)にぼろぼろにされてしまった。こうなると連戦連敗。もちろん降級! あとになって思う。負けたことより降級のきっかけになったことの方が悔しかったかな。
posted by たくせん(謫仙) at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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