2012年05月15日

稽古総見 国技館

 前に 横綱審議委員会 稽古総見 で稽古総見を紹介したことがある。今回は同じような話であるが、前の記事との写真の重複を避けている。

 例年、夏場所前は一般公開している。4月29日に見に行った。
 前回はわたしが呼びかけたが、今回はある人が呼びかけた。「9時半国技館前に集合、遅れた人がいても9時40分以上は待たず入場する」
 わたしはまわりの写真を撮るために早めに9時15分頃に行った。呼びかけ人がいたが、わたしが写真を撮っている間に9時20分ごろ入場してしまう。9時半に出てくるかと思ったが出てこない。わたしはひとりで9時半から9時40分まで待っていたが誰も来ない。結局、ひとりで入場した。
   …………………………

 JRの両国駅で降りる。
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 改札を出る前に長谷川と三重ノ海の優勝額がある。長谷川は関脇で優勝。懐かしい名だ。

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P4294780.JPG P4294779.JPG P4294778.JPG
 駅の外側には、江戸の雰囲気の料理屋や土産物屋。
 駅前の広い通りが回向院通り。北へ国技館入り口に向かう。振り返ると総武線の向こうには「ちゃんこ霧島」の看板が見える。この通りを南へ百メートルも行くと回向院にぶつかる。
  
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 国技館は両国駅の隣。歩道も広い。百メートルも歩かず入り口になる。

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 向こうには東京スカイツリーも見える。少し遠いがわたしなら歩いて行く距離。

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 正面入り口。

 少し時間があるので、敷地を歩く。

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 豊国稲荷と出世稲荷が並んでいる。となりに馬酔木の花が咲いていた。

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 昭和天皇の御製 わたしには読めないm(__)m。

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 古そうな「国技館」の文字の下を通り、エントランスへ。
 正面は優勝カップや三賞の盾などが並んでいる。

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 両側にはこのような絵が何枚か。

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 正面のガラスケース

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 2階の観客席へいく。
 こちらが正面(北)、向こうが向正面(むこうじょうめん)。
 東西南北は実際の方角とは異なる。
 正面とは相撲の神様のいるところなので、土俵は正面からよく見えるようにしている。
 行事は向正面に立つ。力士の出入り口も向正面の両側。
 こちら側正面から横綱審議委員が見ていて、土俵が見えるように力士は向こう側に並ぶ。

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 ぶつかり稽古、土俵の外からぶつかり、反対側まで押していく。押される力士の足は土俵上を滑っていく。これを何度か繰り返す。

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 こう構えているときにぶつかるのは転がる稽古。中央に向かって投げられる。投げられて受け身を憶える。
 横から見たとき、白鵬の身体のバランスが実に良いのだが、前回に比べて力強さがないような気がした。安定感があるのは膝の微妙な曲げ具合によるのか。
 今回は申し合い(試合形式の稽古)が多かったかな。白鵬が土俵を割ることも何度かあった。前回は見なかったシーンだ。体調が悪いのか。

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 館内の様子、屋根はワイヤーでつり下げてある。

 十一時、思ったより早く終わった。一同6人は昼食のため、呼びかけ人の案内で両国橋近くの料理屋を目指す。

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 隅田川のテラスには相撲関連の絵が並んでいる。

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 両国橋、武蔵国と下総国の境目。国技館のある場所は下総だった。
 貞享3年(1686)年に国境が変更され、国技館のある場所も武蔵国になる。江戸が膨張してきた。

 目指した料理店は、なんと本日休業。
 その近くにちゃん屋「寺尾」があったので入った。両国一帯にはちゃんこ屋が多い。

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 化粧まわしを飾ってあった。寺尾には新横綱貴乃花から金星という記録もある。現役のときは井筒部屋。最高位は関脇。
 現在は年寄錣山、錣山部屋の親方。部屋には豊真将がいる。

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 ちゃんこ

 このあと回向院を見て帰った。回向院は振袖火事の犠牲者を回向したところ。その境内で勧進相撲が行われた。江戸相撲の中心地。

 回向院通り(回向院から両国駅)まではお祭りだった。もう少し見ておきたかったが。

   …………………………

5/15追記: 初日に白鵬に土がついた。実力から言えば一敗など何ともないのだが、きのう九日目で五勝四敗。今までのような圧倒的な強さが感じられない。横綱のピークが過ぎたのかも知れない。なにより他の力士が、どうやっても勝てないと思っていたのが、なんとか勝てると思ってしまった。
 他の名力士と比べて、横綱在位期間も短くまだ年齢も若いので、このままということはないだろう。
posted by たくせん(謫仙) at 07:23| Comment(7) | TrackBack(0) | 山房筆記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
稽古総見、一般公開しているのですね、夏場所前だけ、なるほど。。
さすが、たくせんさん、横綱の微妙な体の変化を予測していたのですね。

お相撲、ざーっと流して観ているので余り詳しくは無いけれど力士の取り口というか得意技とか見えてくると段々と面白くなってくるもんですよね。

白鵬、今日は何時にも増して気迫ある取り組みでしたね。
ん〜〜優勝の行方は、わからなくなりましたね〜?

国技館の横に東京博物館?というような、ありますよね?
昔、行ったんです、ここらへん、お相撲さん用なのか、ジャンボサイズの洋服屋さんが所々にあったりしたのが記憶に残っています(^^)

スカイツリーの概観を眺めたり、このあたりの散策も楽しめそうですが、女友達と行くとお喋りの輪から外れたりというのも悪くて写真撮影に集中できなかったりするんですけれどね〜〜美味しい物を食べたりするにはオバちゃん同士が最高なんで、今度、計画してみようかな?
寺尾のちゃんこは美味しかったですか〜( ..)φメモメモ
Posted by 千春 at 2012年05月18日 22:52
千春さん
 一般的には稽古総見の日はその気になって調べないと判りませんが、委員長の鶴田さんが碁仲間なので、碁の会のとき、「今度は◯日なので見に来なさい」というような話があります。この日集まったのもみな碁の中間。

 実力から言うと白鵬の優勝の可能性が大きい。完全に調子を取り戻していますね。
 このあたり観光的にはいろいろありますね。江戸東京博物館も何度か行きました。
 ちゃんこの場合はわたしは初めてなので、美味しかったけれど、他の店と比べてどうかは何とも言えません。いっぱい店がありますよ。
 寺尾は回向院通り(国技館通り)の回向院の門のすぐ近くなので、判りやすい所にあります。
Posted by 謫仙 at 2012年05月19日 08:12
 牢屋壮一です。この項目で取り上げられている『国技館』について一言述べさせて頂きたいと思います。
 改めて言うまでもなく国技館は『大相撲の聖地』であり『大相撲のメッカ』ですが、私には別の意味で大切な場所なのです。これは相撲とは何の関係もありませんが、国技館では毎年10月に『4日間』に亘って『日本民謡協会』が主催して行われる『民謡民舞全国大会』と言う行事があります。日民〈日本民謡協会〉が主催するこの行事〈民謡民舞全国大会〉は我が国における『民謡界』の最大のイベントです。4日間に亘る期間中、民謡名人位の表彰式などが行われます。
この『民謡名人位』と言うのは日民が定める言わば民謡界の『人間国宝』的な称号です。この4日間に亘って国技館を借り切って行われる『民謡民舞全国大会』に幾らぐらいの経費がかかるのか? 私〈牢屋壮一〉が日民〈日本民謡協会〉の部長や全国大会実行委員長などを歴任した『民謡関係者』から伺った話では4日間で何と『5千万円』かかるとの事でした。特に経費がかかるのはステージ〈舞台〉で『1500万円』かかるとの事でした。私は、この話を聞いてビックリして驚きました。私は『民謡』にも興味と関心を持っています。蛇足ながら相撲には欠かせない『相撲甚句』について書いておきましょう。数多い相撲甚句の中に『南部〈なんぶ〉相撲甚句』と言うのがあるのを御存じでしょうか? この南部相撲甚句と言う唄は岩手県の民謡と言われていますが、私は、この唄〈南部相撲甚句〉は岩手県に古くから伝わる『伝承民謡』ではないと思っています。岩手県で行われた相撲の地方巡業〈ドサ回り〉の際に作られたいわゆる『新民謡』だと思います。これからも私は『民謡』に関する話題を該当する項目に書いていきたいと思っています。
Posted by 牢屋壮一〈評論家〉。 at 2012年10月06日 15:52
国技館はいろいろに使われているンですねえ。
相撲甚句はその場その場で作られているから、いろいろあることでしょう。
Posted by 謫仙 at 2012年10月07日 08:13
 牢屋壮一です。この項目で取り上げられている両国にある大相撲の聖地である『国技館』ですが、謫仙さんは国技館の中に併設されている『相撲博物館』なるものをを知っていると思います。私も毎年10月に国技館で4日間に亘って開催される『民謡民舞全国大会』の時にこの相撲博物館を見ていますが、博物館〈博物館の事を英語で『ミュージアム』という事は謫仙さんも御存じだと思います〉にしては余りにも『お粗末』だと私は思います。スペースが余りにも狭く博物館〈ミュージアム〉を名乗るには少し『おこがましい』と私は思います〈尤も定期的に『展示替え』を行っているみたいですが〉。
 謫仙さんは国技館の中に併設されている『相撲博物館』についてどのように思われるでしょうか? 博物館〈ミュージアム〉を名乗る資格があると思いますか?
Posted by 牢屋壮一〈評論家〉。 at 2012年11月11日 19:49
『相撲博物館』、名前は聞いたことがありますが、行ったことはありません。
なので広さも知りません。書いてくれれば…
博物館とミュージアムが等しい概念かどうか判りませんが、無料の博物館なので、狭いだろうなと思っていました。各寺にある宝物館程度かと思います。
ただし、宝物ではない(相撲界では宝物でも)ので博物館にしたのでしょう。
Posted by 謫仙 at 2012年11月12日 07:55
 牢屋壮一です。今回は『早坂光枝さん』と言う女性歌手について書きたいと思います。今回は少し遠回しな『思わせぶり』な書き方をしたいと思います。
 謫仙さんは『早坂光枝〈はやさか・みつえ〉さん』と言う女性歌手を御存じでしょうか? おそらく知らないと思います。この早坂光枝さん、と言う歌手はデビューしたばかりのいわゆる『新人歌手』ではありません。演歌の女性歌手でもありません。もちろん『アイドル歌手』でもありません〈最初に書いたように『遠回しな思わせぶりな書き方』をしています〉。
 それではこの早坂光枝さん、と言う女性歌手は何の〈どんなジャンルの〉歌手なのか? ここでその『答え』を書きましょう。この早坂光枝さん、と言う女性歌手は実〈じつ〉は『民謡歌手』です〈もちろん『プロの民謡歌手』です〉。この項目で取り上げられている両国にある『国技館』で毎年10月に我が国の民謡界〈民謡の世界〉を代表する団体である『日本民謡協会』が主催して4日間に亘って行われる『民謡民舞全国大会』にプロの民謡歌手としてゲスト出演しています。この民謡民舞全国大会を主催する日本民謡協会が『民謡名人位』と言う称号を制定しています。この民謡名人位と言う称号は民謡界〈民謡の世界〉の言わば『人間国宝』的な称号です。もちろん早坂光枝さんも日本民謡協会からこの民謡名人位を贈られています。こんな事を書くと早坂光枝さんに対して失礼に当たるかも知れませんが、私〈牢屋壮一〉は早坂光枝さんと言う女性民謡歌手は言うならば『民謡界の美空ひばり』だと思っています。
 この早坂光枝さん、と言う女性民謡歌手に関する話題は私は以前からこの『謫仙さん』のブログに書くつもりでした。どこの項目に書くか迷いましたが、結局のところ民謡民舞全国大会が開催される会場であるこの『国技館』の項目に書く事を決めました。
Posted by 牢屋壮一〈評論家〉。 at 2012年11月12日 15:49
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