浅草寺の境内で、毎年秋が深くなると菊花展が開かれる。11月の9日(1日だけではない)、暦の上ではもう冬だが、菊は旬である。
九月九日、重陽の節句が菊を愛でる日で、中国では菊酒を飲み長寿を願った。日本では新暦の九月九日はまだ夏日。旧暦の九月九日になって明らかに秋だが、まだ菊の花には早いだろう。
このように花を並べてあるため撮しにくいが、代表的な三種を撮ってみた。ご笑覧願います。
株毎に○○壱等などという名入りの札がかかっている。
厚物
大きく盛り上がるのがよいとされている。これにも変種というか、下の方が広がっているのがある。黄色だが、白も多い。
管物
園芸種の極みと思える。長い花びらは支えがないと形を保てない。太管・細管など、これは細管。
懸崖
小菊を大量に咲かせ、形を整えた物。今回は見るほどのものはなかった。
これは2年前の浅草寺の菊花展での懸崖。
ちょっと離れたところに、庭園ふうにそろえている。意外に見る人は少ない。
五重塔、浅草で見たという証拠写真です(^。^))。
この五重塔と本堂は地下で結ばれているが、地下道はどこを通っているかは秘密。