2012年09月06日

銀閣寺(東山慈照寺)

 銀閣寺は正式には慈照寺といい相国寺の外塔頭である。足利八代義政の造営による山荘東山殿で、没後に寺となったのは金閣寺と同じ。東山文化の中心である。

 6日は金閣寺拝観後に、囲碁サロン爛柯に行って碁を打った。爛柯の主はそのビルのオーナーで91歳翁。お元気でした。
 7日は朝9時に囲碁サロン爛柯に集合。
 そのあと取り寄せた軽食を食べてわたし以外は相国寺に向かう。厳しい座禅が待っている。
 わたしは逃げだして、博物館へ避難。今本館は工事中であるが、別館で大出雲展が開かれていた。報告するほどのことはないので、この話はパス。
 午後四時半に銀閣寺集合の予定。地下鉄東西線蹴上で降りて、哲学の道を歩こうと思っていたが、とても間に合いそうもない。

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 このレールは船の移動のため。琵琶湖疎水の船便の名残。急なところは台車を使って船を移動させた。
 途中でタクシーをひろい、銀閣寺橋まで行く。

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 銀閣寺橋でタクシーを降りて参道を歩く。
4時10分頃に着いた。

P8075233.JPG   境内図 900ピクセル
 四時半になっても誰も来ない。間もなく五時閉門の時間だ。ようやく一同が集まり、金閣寺に入る。
   
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 すでに門は閉じられていた。脇の出入り口を利用することになる。

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 玄徳老師と管理人。この五十メートルほどの直線の銀閣寺垣が厳粛な雰囲気で銀閣寺へ誘う。この先に料金所がある。
 最後の参拝客とすれ違う。

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 銀閣(国宝)は二階に観音像を置き観音堂という。金閣と異なりひっそりとして金や銀のイメージではない。銀閣と呼ばれるようになったのは江戸時代から。
 この独特の紋の銀沙灘(ぎんしゃだん)と向月代が、月光に照らされる寂しさを思わせる。

 ここには名画が多い。方丈(本堂)には、与謝蕪村の飲中八仙図。池大雅の琴棋書画図。書院大広間には富岡鉄斎の大江捕魚図。これらは水墨画で、余白を充分に取った線画だ。

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 袈裟に似ていると言うが…、本堂と国宝の東求堂の間にある手水鉢。
 国宝東求堂(とうぐどう)には日本最初の四畳半の間がある。同仁斎という。4枚の畳で囲み真ん中の半畳が囲炉となっている。北側を窓とし、光の量に応じて狭くしたり広げたりする。このあたりが義政公の住まいで、意外に狭い。

 東求堂の裏には弄清亭がある。
 平成八年に改築した。そのおり、奥田元宋のふすま絵が書かれた。
 東の部屋の「流水無限」は北面の壁と西面の襖をいっぱいに使った大画面だ。余白のない西洋画のような日本画。奥入瀬渓流を模したという。右上から緑に包まれた急流を流れ落ちた白い水が、左下では白さが消えて満開の桜に首座を明け渡している。
 西の部屋には「湖畔秋耀」がある。みごとな紅葉の湖畔に燃える夕陽。そのふすま絵に夕陽が当たって輝く。

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 これは弄清亭の北側だったか。
 外に出て庭園を拝見。

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 東山に夕刻の陽があたって、緑が輝く。

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 銀閣(観音堂)を後ろから

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 方丈の玄関へ

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 庫裡から出入りしたが、方丈の玄関を見せていただいた。案内してくれた女性も、数回しか見たことがないと言う。

 銀閣をあとにし、また囲碁サロン爛柯に向かう。
posted by たくせん(謫仙) at 08:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こちら本堂の玄関ですか。
素晴らしいですね〜なかなかお目にかかれないものでしょう。
私も3年前になるか、秋の京都旅行で銀閣寺も回りました、凄く素敵でしたね〜襖絵の数々が心に残りますね。。

月待山とか、風情がありますよね♪
しかし秋の京都は何処へ行ってもひとひとで・・・。
拝観時間終了間際だったのでしょうか、ひっそりと静かな銀閣寺を堪能できたようですね〜(^_-)-☆

たくせんさん、今年はいつまでも暑くて大変でしたね。

今年は今までには感じなかった夏の疲れを感じます・・体と気持ちのギャップを感じる今日この頃であります(汗)

Posted by 千春 at 2012年10月02日 21:14
千春さん
襖絵はすてきでした。
玄関の絵はなかなか見られないようです。
えっと、わたしたちの拝観時間は、一般の人たちが帰った後からでした。
だから静かですし、写真にも人かげがありません。
二度と体験できないであろう貴重な拝観でした。
Posted by たくせん at 2012年10月03日 10:16
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