インターネット碁「幽玄の間」での対局、わたしの黒です。
巨大魚を仕留めました。数えたら160目勝ちでしょう。

もちろん相手が足りないので無理をしたからであって、逆の体験もあります。久しぶりでした。痛快ではありますが、それは一瞬のこと。
その前の別な人との対局でも大勝しました。

数えれば90目勝ちでしょう。ここで相手は5分も考えるので「終局にしませんか」と持ちかけたのですが、そのまま3分後に秒を数えて時間切れ勝ち。
悔しいのは判りますが、常に勝敗のあることなので、一呼吸おいて、気を静めて投了することも大切です。
こういう勝ち方で連勝すると、このあと「またも負けたか八連敗」になりそう。
実際2連敗をしたところで、パソコンを切りました。翌日さらに4連敗。
奈落の底へ落ちるのかと思いましたが、なんとか3日目に踏みとどまって、降級せずに済みました。
12月5日の朝日新聞天声人語で言っていた。
勝ち負けにも、程度に応じて大中小がある。ワーテルローの戦いでナポレオンを退けた英軍の指揮官によれば、大敗の次に恐るべきは「中敗」ではなく、大勝だという。兵士らは望外の戦果に狂喜、陶酔、慢心し、戦いの目的までを忘れかねない…