2012年12月27日

憧れの少年探偵団

秋梨惟喬   創元社   2012.3
 江戸川乱歩の「少年探偵団」が好きで、小学生が少年探偵団を結成。町の名前が桃霞市。なんとなく「もろこし桃花幻」を思い出させる名だ。
 題名の通り探偵ものだが、わたしには引っかかるところがある。どうやら語り手つまりワトソン役が、わざわざ謎にしているように感じられるから。
 探偵が見当をつけているのに、はっきりしないからと説明しない。説明してしまえば謎ではないだろう。このあたりは探偵役が語り手のミステリーでは感じないところ。
 あまりミステリーを読まないわたしには、物足りなく感じることがある。ミステリーの動機とそのミステリーのバランスが合わないように思うのだ。
 犯人に対して、その動機ならこんなに難しいミステリーにしなくても、と思ってしまう。
 ただし面白い。好みの話だ。
posted by たくせん(謫仙) at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/310131805
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック