06.12.10
わたしが時々行っていた近くの碁会所が門を閉じた。
ここに越してきてから別な碁会所に行っていたのだが、そこでは1級で登録した。30局打って23勝すれば昇段昇級というシステムだった。いつも20〜22勝していたのだが、上に行って強い人と打ちたかった。2年ほどでそこはなくなってしまった。
それからしばらくして、大きなビルだった東急ストアが取り壊された。するとその向こうに囲碁センターの看板が見えたではないか。すぐにそこに行って久しぶりに打った。その碁会所がまもなく駅近くに引っ越して以来、先日までお世話になった碁会所である。
ここは点数制であった。
一段あたり13点。一局の勝敗毎に上下し、それにつれてコミも変わる。登録段級位に関係なく実力勝負である。
最初は一級190点だったが、すぐに200点を超え初段として登録された。それからは一進一退。それでも少しづつ上がり15年たって143点で終局した。結局3子上がったことになる。
いまでは点数制はあたりまえになったが、当時は新鮮だった。
互い先黒コミ6目半で、勝敗ごとに1点上下する。一局で2点の差が付くので2局目は黒コミ4目半、さらに2目半、半目、逆コミ1.5目というふうに変わっていく。そのため段の壁がなくなった。
ネット碁「幽玄の間」も点数制だが、一段差1000点。点数の上下はきめ細かく設定されていて、上下の点は一定ではない。ただし、点数に関係なく、同段ではコミ6目半。そのため、27000点と27999点では999点の差があるが、互い先。27999点と28000点は1点差だがコミなしという矛盾が生ずる。この程度の矛盾は仕方ないのだが、一段あたりの段差が大きい。それを13分割したのが碁会所の点数制だ。
その碁会所がなくなって、今のところ他の碁会所には行く気がない。しばらくは幽玄の間と千寿会だけになります。
2007年02月27日
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