寒桜が満開だった。この日も目白がいたが、いちども顔を見せなかった。
こちらは梅か
左奥に小さいが池がある。以下はこの池のまわり。
池の前に弘法大師の像。西新井大師の大師は弘法大師。
大師は弘法ばかりではないが、代表してしまった。
三蔵といえば玄奘三蔵、太閤といえば太閤秀吉、黄門といえば水戸黄門のように。
西新井大師は真言宗豊山派の寺院であり、五智山遍照院總持寺という。
稚児大師尊像、つまり弘法大師の幼き日の像。
いくつか石碑があるが、これは大きい。由来は知らない。
十三重宝塔
仏舎利一粒などが納められている。
すっきりした姿の鯉だ。メタボ鯉はいなかった。
いわずと知れた弁天堂である。建立ははっきりしないが、江戸期の古書にも記されているという。
奥の院
高野山奥の院を奉迎して当地にまつった。
御遺告 虚空尽き涅槃尽きなば吾が願いも尽きなん
如意輪堂(女人堂)
これもいわれはあろう。奥の院も如意輪堂も小さなものである。
もちろん大小と信仰的価値は関係ないが。