2014年04月05日

謎解きはディナーのあとで3

東川篤哉   小学館   2012.12

 この本が出てから一年以上たつ。ようやくある本屋で見つけた。
 いつものごとく、生意気執事と、お嬢様刑事宝生麗子の漫才がおもしろい。
 麗子が上司の風祭警部とのかみ合わない会話に悩むのも同じく。それでいながら、風祭警部を嫌っている訳でもなさそう。苦手で好いてはいませんが。
 謎はいつものごとくわたしには解けない。車のやねに桜の花びらが…、これは問題だ何かある。と思う程度。
 あるいは、凶器の木刀には被害者の指紋ばかり、これだけで犯人が絞られるのだが、気がつかなかった。
 生意気執事と読者(つまり我)は得ている情報は同じはずなんだが解けない。だが会話のおもしろさに引き込まれてしまう。
 謎の方の主食はいくらでも書く人はいても、このおかずのおもしろい会話は独特で、他の本では読んだことがない。まあミステリーはあまり読まないが。
 最後に風祭警部が本庁に栄転。このシリーズはこれで終わりになるらしい。
 ただし、復活の可能性のある書き方である。
 寂しさを感じたのか、麗子が生意気執事に、
「ねえ、影山は急にどこかにいっちゃったりしないわよね……」
posted by たくせん(謫仙) at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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