2015年05月28日

仙丹の契り

仙丹の契り 僕僕先生
仁木英之   新潮社   2014.8

 「鋼の魂」では程海で活躍した僕僕先生とその弟子王弁は、程海の話に切りをつけ、薄妃や蒼芽香と別れて吐蕃を目指した。陰の中に劉欣もいた。
 ところが吐蕃では王が病に倒れ治療中らしい。再会した吐蕃の医師ドルマはなんと王子であった。ここでも陰謀渦巻き、一行は、いにしえの呪いがかけられてひっそり生かされている王の治療をしながら、陰謀の解決を目指す。
 ツンデレの僕僕先生と草食男子の王弁との間に危機が…、違った、チャンスが到来するのだが。
 王弁はゆっくりながら成長が感じられるし、僕僕先生だってまんざらではないことが確認された。次回からは新しいチーム編成になりそう。
 今回も楽しく読めた。
 著者の仁木英之は、耶律徳光と述律・李嗣源・朱温・千里伝・夕陽の梨、など暗い話ばかり書いているので、このシリーズのユーモアにはほっとするところがある。
posted by たくせん(謫仙) at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック