2015年10月31日

南八ヶ岳5

南八ヶ岳5 1991年8月

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 富士山も頭だけ。

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 暗いので西側か。

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 頂上小屋の前で。

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 前日歩いたコース、左権現岳、右ギボシ、少し離れた穏やかな山が編笠山。
 遠くの山は左から北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳。

三日目は少し昨日の道を戻り、阿弥陀岳にむかって長い鎖場を下る。

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 阿弥陀岳
 中岳のピークを越え、阿弥陀岳の登りにかかる辺りから上を見ると、まるで壁を登るような感じであった。
「やっぱりオレは降りることにする」
黒潮がこう言ったので、二手に別れ、美濃戸口で落ち合うことになった。バスの時刻の問題もあり、落ち合えなければ待たないで帰ることになった。長老と黒潮は、そこから行者小屋に下りた。わたしと甲斐と妙高の三人は阿弥陀岳に挑んだ。

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 横岳の険しさがわかる。

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 北岳、手前は中岳。

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 これは?
阿弥陀の登りも大変であったが、その下りにとんでもない難所にぶつかった。二メートル以上ある垂直な岩場を降りるのであった。手がかりはあるので危険ではない。
「あの二人はちょっと無理だろうな」
「無理して登らなくてよかったよ」

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 黄釣船(キツリフネ)

  花ならば花の形をしてみせよ 面従腹背する黄釣船   謫仙

赤い色をした似た花がある。それは釣船草という。紅ではなく紫がかっているのでムラサキツリフネ(紫釣船)とも。黄釣船は花の数が少ない。水辺の花である。
途中、不動清水で水筒をいっばいにし、黄釣船の写真を撮ったりしながら、美濃戸口に着いたのは、午後早々であった。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

転載にあたりコメントも転載します。

赤岳から下って、見上げるとは高いですよね。
縦走路から離れていて、不遇な山ですが、阿弥陀は静かで好きな山です。
3月に南稜から阿弥陀を越えて、謫仙さんと反対にたどり、ツルネからツルネ東稜から地獄谷の出合小屋にくだっのは、私の山登りの中でも特に記憶に残っています。
ツルネ東稜は雨でした。その日、富士山では十数人がなくなりました。
出合小屋は、無人の避難小屋ですが、多分20回以上泊まった、私の山歩きで一番多く山の夜を過ごした小屋でした。
もうそこに行くのも無理かもしれません。

Posted by オコジョ at 2013年02月23日


オコジョさん
わたしは東側に下りたことはほとんどなく、出合小屋のコースは一度も通ったことがありません。
無人小屋は荷物の食糧などが多くなり、一泊しかできそうにありません(^_^)。
それ以上にコースがきついですね。
東京からは八が岳は比較的近い山。それでも五月の連休とか夏休みしか行けませんでした。赤岳と阿弥陀岳は下から見ると迫力のある山ですよね。もちろん上から見てもきつそうですが。
今では懐かしい思い出です。

Posted by 謫仙 at 2013年02月25日


こんな富士山は見たことがありません。
まさに雲上世界ですね。
登る勇気、降りる勇気、山に挑んだ男達の決断の場面ですね。
どちらも勇敢で、私などには計り知れず、読んでいてドキドキしました。
登ると決めた謫仙さんがご無事で旅をされますようにと
昔の物語が未来に続いているような錯覚で拝見しています。
謫仙さんのお姿、体型が主人そっくりで驚きました^^。
主人も山行きが大好きなんです。

Posted by makiko at 2013年02月27日


makikoさん
一般的に言うと山登りをする人はやせ型が多いんです。だからご主人と似た体型かも。本当は筋肉でがっしりしている人がいいのですが、ふつうに太っている人は、その分荷物を背負っているのと同じですから。
阿弥陀岳は本格的な山登りとしては平凡ですが、わたしたちのような尾根歩きが中心の観光登山には、きつい山でした。途中で下りるのも決断、登るのも決断。
ただ、リーダーは慎重派で、危険な計画はしない人でした。だからわたしは心配しませんでしたね。

Posted by 謫仙 at 2013年02月28日
posted by たくせん(謫仙) at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山・ハイキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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