転載にあたり大幅に加筆し、写真も追加し入れ替えた。
1989年9月
平日にバイクで鳩待峠に行き尾瀬ヶ原を散策した。駐車場には数台の車だけだった。しかし、帰る日は土曜日で駐車場に車が満杯。さらに道路にも延々と車の列があった。
9月、すでに秋の気配があった。
鳩待峠から山の鼻に下りる。そこで一泊した。二日目に木道歩きを開始。
両側から山が迫っているあたりは牛首、正面は燧ヶ岳。
牛首の先の中田代三叉路までは長い一本道。
草の色は秋の始まり
池塘、この時は水量が多かった。
このような池塘があちこちにある。
尾瀬秋色。早い木はすでに紅葉していたが、まだ少ない。
孔雀蝶、大きな目玉で睨まれているようだ。最初は蛾かと思った。
直接見たときはあまりきれいには思えなかった。
三条の瀧
このときは圧倒的に水量が多かった。池塘の水も多かった。
尾瀬沼
尾瀬沼は尾瀬ヶ原より標高が240メートルほど高い。
鳩待峠へ戻る途中。振り返って燧ヶ岳をみる。建物が並んでいるところは下田代十字路。
池塘は面積は小さいが意外に深い。
木道も長い間には歩きにくくなる。この補修も大変な作業になる。
現代の強力
山小屋の荷はヘリコプターで一気に運ぶことが多くなったが、こうして人の手で荷を運ぶこともある。この時は5人ほどで、女の人もいた。荷を下ろしてしまうと、もう持ち上げられないと、言っていた。山登りをする人にとっては、憧れ尊敬の対象だ。
帰り道、沼田市方向を望む。日本の田園景色だ。
つづく