2015年12月23日

ショートショートの花束7

ショートショートの花束5〜7

阿刀田 高・編   講談社  2015.4
     2015.12.15-1.jpg
 ショートショートといえば星新一で、わたしは今でも思い出して読むことがある。星新一以外では阿刀田高くらいだろうか。二人以外のプロの作家を知らない。
 原稿の枚数で原稿料が払われる出版界では、プロが成り立たないらしい。
 長い間、ショートショートの新作は読まなかった。だがアイディア勝負のショートショートはアマチュアの作家が活躍していて、小説現代に応募がある。
 その中から阿刀田高が選んだショートショート集。今回読んだのはシリーズの5〜7冊目。(その前にショートショートの広場20冊がある)阿刀田高の寸評が光る。
 紹介しようにもオチを言わなくては、おもしろくないが、かなりレベルの高い話もある。そして、題名も重要だ。中には題名が見事なオチになっている作品もある。
 ショートショート集として懐かしく読んだ。
 カバーの絵は、閻魔大王がパソコンで仕事を処理すると‥‥(^_^)。
posted by たくせん(謫仙) at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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