2009年7月8日記
久しぶりに山歩きをしてきた。
6月28〜29日に陣谷温泉で、水間師主催の碁会があった。碁会は午後1時半に現地集合。それに参加するため朝早く発って陣馬山に登り、そこから陣谷温泉に行くことにした。
相模湖駅に八時前に着いた。駅では多くの燕が飛んでいる。歩き始めて間もなく與瀬神社の鳥居。
ここからハイキングが始まる。突き当たりは急な階段。
脇には坂道もあるがこの階段を登る。
與瀬神社。ここを左に行くと山道になる。このコースはいつも下りに使っていたので、逆コースだとまごつく。
いよいよ山道。ここを見て、ようやく何度も通った與瀬神社を思い出した。下るときはいつも神社の境内を横切っていたのだ。
いきなり急坂が四十分ほど続く。ここを過ぎると急に穏やかな道となる。
こんな山道なら平地と変わらない(^。^))。
鶯とカッコウの声がよく聞こえた。ときにはホトトギス。その他の鳴き声も混じる。
蛍袋はよく見かけた。低山歩きにはおなじみの花だ。
ショウノ塚に大平小屋があるが、今でも使っているのかどうか。この小屋のそばで相模湖から来るもう一本の登山道と合流する。ここまで一時間三十分。ほぼ登山地図通りの時間だった。
間もなく藤野から来る登山道と合流し明王峠に向かうが、途中に自動車のならんだ林道を横切る。そこからしばらく急坂となり、明王峠にいたる。
十時過ぎに明王峠に着いた。ここには茶屋があり、頼めば温かいうどんも食べられるが、水筒の水と持ってきたフランスパンで腹を満たす。今回は炊事道具一切は持ってこなかった。持ってきた食料はフランスパン一切れだけ。ここで食べてしまう。
十時二十分にここを発つ。ここから陣馬山までは起伏の少ない道が続く。
尾根の南側は檜林、北側は雑木林。近辺の山にはこのようなところが多い。檜は陽当たりを好む。
この檜は、下の方に枯れた小さな枝がびっしりと着いている。この枝は早くとらないと 節の多い材木になってしまうのだが…。手入れが行き届かないのか、間もなく切り払うのか。
栃谷の陣谷温泉に向かう道。ここから下らねばならなかった。
陣馬山といえば、この馬の像が有名だが、本来は陣場山で馬ではなかったようだ。ガスっていてまわりはほとんど見えない。
陣馬山へ着いたのは十一時十分ころ。ここでうどんを食べ、コーヒーを飲み、一時間ほど過ごす。
山頂から南に向かい、栃谷尾根を陣谷温泉に向かって下るはずだった。ところが、道を間違え、一ノ尾根を下りてしまった。かなり下りて和田への分岐が出てきて、ようやく間違いに気が付いた。もはや戻っても時間がかかるばかり。仕方なく陣馬登山口まで下りて、陣谷温泉に向かう。さらに二十分の登り道だ。陣馬山から50分のはずが100分かかって着いた。十分以上の遅刻だ。玄関を入ると、水間先生と孔令文先生が迎えてくれた。さっそく檜風呂に入って着替えをした。
下りの道を、休まず急ぎ足で下りたため、足が痛くなってしまった。三日ほどたってようやく痛みが引いた。