転載にあたり大幅に加筆し写真も入れ替えた。
ここは湿原であって山ではないが、広くて格好のハイキングコースである。歩道は整備されているので、運動靴でも差し支えないが、少し脇道にそれたりすると、軽登山靴が欲しくなるだろう。
戦場ヶ原だけではないが、出会った小鳥たち
アカハラ
キビタキ♂
キビタキ♀ と思われる
カケス
デジカメ12倍〜36倍ズーム手持ち。
常に聞こえてきたのは鶯の声、囀りと地鳴きと。カラ類が2ないし3種、これは区別できない。
見ることのできたのは、キセキレイ・キビタキ・マガモ・ハシボソガラス・シジュウカラほか。
1日目
6時20分浅草発快速で日光まで、そこからバスで湯滝入口まで、いつものごとく、ここから歩き始める。歩き始めたのは10時ごろ。今回は湯川沿いの道ではなく、林の中の道を歩く。
林はまだ春が浅い。所々雪が残り、まだ樹々の芽吹きは感じられない。地表は新芽が見られた。湯川沿いの道に合流する。
湯川に沿った木道、補修が新しい。今回は釣り人が目立った。この川は清流とは言いがたい。湯の湖そばに温泉街があり、そこの排水が流れ込む。昔は洗剤の泡が浮かんでいたこともあった。今はかなりきれいになった。
途中水が湧き出ているところがある。このあたりで最初の休憩。
遠くを見れば鴨がいる。この鴨は人慣れしていて、えさを求めて足下まで寄ってくる。
「野鳥なのでえさを与えないでください」という趣旨の注意書きもある。
今回はわたし一人なので、鴨に無視されてしまった。
小田代原を一周する。
林の中は笹が繁茂していた。まだ背は低い。
戦場ヶ原に戻る。まだ一面枯れ草である。
男体山が大きく見える。近年崩壊に悩まされている。向こう側いろは坂の方から見ると、大きく崩れているのが判る。
谷地坊主
寒冷地では、スゲの株が腐らず残っている。年々大きくなる。数十年、場合によっては百年を超えるとか。そんなときは一メートルを超える。
湯川沿いの谷地坊主は小さいながらあちこちにある。
竜頭の滝の上からは中禅寺湖が見える。ここから見ると滝というより急流に近い。
滝沿いの道。旧道である。ここをバスが通った。
おまけ、竜頭の滝の滝口、迫力のない滝であることよ。