転載にあたり大幅に加筆し写真も入れ替えた。
2007年5月15日
まだ早春の小田代ヶ原を歩いた翌日は中禅寺湖畔(1269)を歩いた。
天気予報では所により昼ごろ雷雨有り。中禅寺湖一週はやめて社山登山に変更。万一の時は戻れるからだ。
湖の東岸を歩く。中禅寺をえて、阿世潟(あせがた)まで二時間。
ちょうど桜が咲いていた。
葉も美しい。山桜だろうか。
車道が終わると、あちこちにアカヤシオが見られる。
アカヤシオ(赤八汐)は穏やかな色合いの優しい花だ。
同じような花にシロヤシオ(五葉躑躅とも)がある。土地の人の話では咲くのは6月になるという。シロヤシオは愛子様のお印として有名。
鹿の食害、こうして木は枯れていく。
元気な木は、みどり葉がはえる。
中禅寺湖の向こう側は男体山。
中禅寺湖のたった一つの島。
シジュウカラは何度も顔を見せた。3日目はシジュウカラでがっかりしたり。シジュウカラ君ゴメンm(__)m。
新緑の最も美しい時である。この新緑を見ただけでも来たかいがあったな。
阿世潟から登山になる。40分ほどかかったか。阿世潟峠(1410)の直前で雷が鳴った。まだ10時前だ。予報より2時間ほど早い。社山(1826)まではここから2時間近くかかりそう。とりあえず峠に出て様子をうかがう。しばらくすると続いて鳴り出した。音は遠いが近づいてくる様子。間違いなく雨になる。
峠から引き返した。阿世潟あたりで雨になった。
雨の小径も乙なものと、強がりを言っているうちに大雨になってきた。雪が交じる。それが霰に変わる。小さいので当たっても痛みはない。このころ半月山の上では吹雪のような状態だったという。
雨の中を歩いているとキビタキが動き回っている。
キビタキ
飛んで行かなかったので、小雨の中を動き回っていても何度か撮せた。
間もなく旧イタリア大使館別荘に着く。ここは一応無料だが、100円ほど寄付してくださいと書いてある。雨宿りも兼ね、お茶もいただいたので、200円入れてきた。
雷雨は三時間ほど続いた。
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コメントも転載します。
奥日光T、U拝見させていただきました。
新緑に山桜、赤八汐が見事に映えて美しい画像です!
始終姿を見せるシジュウカラ君。
「またおまえか〜」はないとおもうよ〜(^ー^* )フフ♪
変わりやすい山の天候。
山歩きに慣れている謫仙さんはさすがに用心深くていらっしゃる。
大雨に雪交じり、霰に変わるなんて!
私も鬼怒川で、突然の雷鳴とともに雹にみまわれ立ち往生したことがありました。
あの辺りは急激な天候の変化が起きやすいのでしょうか。
中善寺をアップできるのはいつのことやら・・・
Posted by みなのや at 2007年05月23日
山に行くときは快晴の日でも雨具を持っていきます。ホントに男心のように変わりやすい。
中国でいうと「香港的天気、香港的小姐」
もっと高山に行くと「女心は猫の目」というほどになります。
なんの話をしているんだっけ。そうだ中禅寺湖あたりの標高はかなり高く、山と同じですということですね。
Posted by 謫仙 at 2007年05月24日日