4月10日といえば、ソメイヨシノはすでに散っている。しかし遅咲きの桜は見られる。
東綾瀬公園で御衣黄(ギョイコウ)が見られるというので出かけてみた。東綾瀬公園は綾瀬駅から、「U」字型に細く伸びる珍しい形の公園である。
御衣黄(ギョイコウ)。聞き慣れない名だが、花が緑色の桜である。
横1000ピクセル
今回は駅からE地区に向かい、左回りに歩いた。写真はタブレットのため、ピンボケもある。写真が多いが、分けずに載せる。
まだ桜が咲いていた。ソメイヨシノではないと思う。
地図でも判るように、こうして時々自動車の通る道が横切る。
北三谷橋が見えた。この下の通りは車の交通量が多い。
橋の下の桜。
みどりの桜だが、一重のようなので、御衣黄ではないと思える。
多目的広場には、花が多い。
これは何。
シャクナゲもあった。
時刻も昼下がりのせいか、いわゆる花見をしている人は少ない。
三枚田橋。ここを過ぎると、目的の御衣黄のある地域になる。
御衣黄(ギョイコウ)を見つけた。花の案内板などはないので、わかりにくい。
みどりの花びらの中央に少し赤みがある。
花期はソメイヨシノより2週間遅れという。赤みが少ないのは早すぎたせいか。
木は細くまだ若木である。
脇は花壇になっている。三枚田橋を下りた辺りである。
地図では一番北、野球場の脇になる。弥左衛門橋。
橋から東の方を見る。水源。ここから水路が始まる。
かなり大きな八重桜。ギョイコウは八重桜と花の時期が重なる。
ようやく花見をしている人を見た。
この辺りから南に綾瀬駅に向かう。
途中の東京武道館を過ぎると駅も近い。駅近くまで水路は続くが、タブレットは鞄の中。
歩いた総延長は三キロくらいかな。
タブレット撮影でしたか。
色々と勉強家でいらっしゃいますねぇ〜素敵です♪
御衣黄って名前だとは知りませんでした。
ソメイヨシノとかとはまた違った趣ですね、八重咲きで洋花のイメージですね!
梅雨というけれど・・・
一気に暑くなりましたね〜体がだるい感じです。
湿気と蒸し暑さと、これから暫く嫌な時期がやってきますね(;´∀`)
色の名前に、萌黄色があります。
宮廷で着る衣に萌黄色の衣があります。それに色が似ているというので、御衣黄。
江戸時代の園芸種です。歴史のある割にはあまり広まっていない。全国で百カ所程度のようです。
珍しいとはいえ、派手な桜ではないせいでしょうね。わたしは小説で知りました。
今は梅雨の時期、ハナショウブとアジサイでしょうか。
千春さんもそろそろ気持ちに余裕が出てきたのではないでしょうか。
わたしなら一年はかかるところです。
でも、ここでであえました。
御衣黄は派手さは有りませんが独特の雰囲気がありますね。
一重の黄緑の桜はウコン(鬱金)だろうと思います。
御衣黄は遅いと赤くなってしまいますので、この色が御衣黄の色。良い時に行かれたようです。
多彩な花の協演でしたね。
北森鴻の小説に、手放した我が子に会いたい母親が、池越しに御衣黄の下にいる子を見ることが許される。という話があります。
そのとき以来、御衣黄を見てみたいと思っていました。
中央に赤みがある、この赤みが大きくなる。時間はどのくらいか判りませんが、見るタイミングはよかったようですね。
通る人は誰もあらためて振り向かない、自撮りをしても花を見るでもなく行ってしまう。そんな地味な花でした。
一重の黄緑の桜はウコン。なるほど。
他にも珍しい品種はあるようですが、簡単には見られないようです。