2016年11月27日

リビア砂漠探検記

リビア砂漠探検記
石毛直道   講談社   1973.6

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 1968年、リビア王国を探検した人がいた。
 リビアは王国だったのか、と疑問に思う人もいるだろう。あのカダフィー大佐の革命の前の話である。著者は砂漠の小さな村の生活ぶりを詳しく書いている。
 民は税金を払わず、政府は石油収入によってえた金を、広く薄くばらまいて統治していたのだ。そのため砂漠でも多くの人が生活している。
 住めば地獄だろうが、著者はどんなことにも平然と、客観的に見ているので、砂漠の生活が楽しそうに思えたりする。食事も粗末だが、普通に食べられそうに思えたりする。
 そして後半はリビア砂漠の道なき道を、荷物運送のトラックに乗って、南のチャドへ行く冒険旅行の話になる。その冒険旅行によくある事件の数々を、著者は鋭い観察眼で気負わずに書いている。
 五十年近く前の砂漠地帯の生活は、極地体験であろう。
 グーグルアースを見ると、今ではかなり数の円形の畑地がある。住宅も多いようだ。それでも場所によっては、今でも当時と似たような生活をしているかもしれない。
posted by たくせん(謫仙) at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 書庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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