2017年02月11日

「幽玄の間」終局問題

「幽玄の間」終局問題

 先日、インターネット碁「幽玄の間」の対局で、おかしな事件(?)が起こった。
 わたしはすでに10年5千局以上打っているのであるが記憶にない。それが2日続いた。過去にもあって、管理者に解決してもらっていたのかもしれない。

2017.2.9.1.jpg
 黒がわたしである。いま▲を打ったところ。その前の一線の白も問題だが、それは無視。
ここで白から何度も“終局要請”のメッセージが送られてきた。
一度目は“拒否”、二度目は「今は終局場面ではない」と書いて拒否、ちょうど管理者がいない時間帯だったので、三度目は「投了か引き分け要請かを押しなさい」と書いて拒否。
五回目で、自動的に“保留”になって終了した。

2017.2.9.2.jpg
 続いて次の日にも別な人だが同じことが起こった。
 これもわたしの黒で、この場面で白から数度の“終局要請”、そして自動的に“保留”になって終了。
 自動的に保留になる機能があるなんて知らなかった。

2017.2.9.3.jpg
 画面の右下にはこんなボタンが付いていて、ここをクリックするのだ。

 管理者から、丁寧な連絡を頂いた。こんな事が起こりやすいので、解決策を考えているという。
 ネット碁になれた方なら、事の意味が判り、解決策なるものも推察できよう。
 そうでない方のためにちょっと詳しく書く。

2017.2.9.4.jpg
終局図
 これはまだいくつかダメがある。しかしこれで終局である。中国サーバーでもダメが空いた状態で終局しているので、終局には問題はないだろう。
 問題は、ダメが無くなったとき手が生じる可能性があることだ。それを片方が気づいていて、片方が気づいていないとき、どうするか。
「終局ですね」「……」となれば、「終局ですね」と言った方も、相手が同意しないのでまだ手があることに気づく。
 かと言って、相手は同意してしまっては、その手を打つことができず、勝ちを逃がすことも考えられる。
 こんな場合を考えて、プロは対局ルールが変わった。終局ですねと同意を求めることはやめて、黙ってダメを打つ。ダメがなくなったとき手の生じることに気づけば、その時点で手入れをする。気づかなければパスし、相手は打ってしまってよろしい。
 しかし、アマでは、今でも「終局ですね」と同意を求める。それが幽玄の間では“終局要請”だ。
 だから、この終局図はお互いが同意した結果の終局なのだ。幽玄の間はこれで勝敗が決まる。碁盤碁石を使うリアル碁では、この後にダメをつめ整地して地を数える。

 わたしは終局要請の時は“パス”をすることにしている。相手もパスをすれば終局である。だが手があると思えば、相手は続けて打ってよい。それがパスだ。
 これで上の問題の半分は解決できる。つまり終局要請に等しいが、相手は拒否ができ、着手権が手に入り好きに打ってよい。これでも悪意のある時は防ぎきれないにしても。
“終局要請”は着手権が移動せず、そこで止まってしまうのが問題だった。
 つまり解決策の一つは、双方“パス”による終局である。
 いまでは、パス(終局要請)したのに、相手からあらためて“終局要請”が来ることが多い(笑)。
 幽玄の間の解決策とは、別な解決策かもしれない。
posted by たくせん(謫仙) at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/446906064
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック